第6回東大金曜講座

10月18日金曜日の17時半より、高校1年次生23名が参加して東大金曜講座を視聴しました。今回は東京大学 先端科学技術研究センター准教授の谷内江 望先生が「DNAレコーディング生物学」と題して講義をしてくださいました。DNAの役割や構造、改編とその生物内記録といった最先端の生物工学と、今後の生物学の在り方についての刺激的な内容でした。

【生徒の感想からの抜粋(敬称は男女ともにさん)】

今やっている生物基礎を深く学べて面白かった。東大で開発している新しいゲノム編集や細胞のレコーディングについても新たに知ることができた。ただ、生物学の発展のために必要なことだとはわかっているが、正直、生物学のように人工のモデル生物を生み出すというのは罪悪感を覚えた。(N.Y.さん)

生物で学んだDNAの転写や翻訳だけでなく、これまで研究されてきた生物学の問題点や実験の繰り返しをロボットによって自動化するべきなど、様々なことを知ることができた。次の世代に生物学をジャンプアップさせるための挑戦を知ることもできた。(M. S.さん)