8月4日(水)・5日(金)に第45回全国高等学校総合文化祭和歌山大会放送部門が、和歌山県かつらぎ町のかつらぎ総合文化会館「あじさいホール」で開催されました。
会場となったかつらぎ町は、高野山の麓にあり、中央に紀の川が流れ、蜜柑と柿の名産地という、歴史と自然が豊かな人口1万7000人の町です。
本校からは朗読部門に、昨年度の県新人大会で1位となった、大類ひばりさん(3年5組)が山形県代表として出場し、本校校歌の作詞者でもある小川糸さんの小説『喋々喃々』の一節を朗読しました。
大類さんは、繊細ながらも安定したいつも通りの読みを披露し、結果は入賞を逃したものの、審査員から高評価を受けました。全国の舞台に立ち、堂々と発表できたということは、とても貴重な体験になったことと思います。部活動はこれで引退となりますが(長く大変だったと思いますが、お疲れ様でした)、この経験を次の人生に活かしてください。
また、次に続く1・2年生も、今年度の3年生に負けないように、東北そして全国へとコマを進める部員が続くことを期待します。
新型コロナウィルス感染症が全国的に拡大している中、往復の航空便や宿舎・会場等では感染対策を徹底して参加してきました。この大会も、極力参加者を抑えながら、なんとか開催することができ、和歌山県の事務局も実行案の検討段階から試行錯誤を重ねるなど、御苦労をされたことだと思います。(さらに連日最高気温が38度以上だったので、熱中症対策も大変だったと思います)。この大会に関わったすべての方に、この場をお借りして感謝申し上げます。
写真は上から大類ひばりさん(会場前、発表の様子)、放送部門会場、最寄り駅のJR和歌山線妙寺駅