カテゴリー: 進路学習課

株式会社サリバテックCTO杉本昌弘氏よりご講演いただきました

昨日、地域産業理解促進事業の一環で高校1年次の生徒を対象に、株式会社サリバテック取締役CTO杉本昌弘氏よりご講演をいただきました。コロナ感染拡大防止の観点から、オンラインでの講演となりました。サリバテックは唾液一滴から各種癌を判定するキットを開発して販売しています。癌の早期発見に貢献している企業であり、鶴岡市にある慶應義塾大学先端生命科学研究所からのベンチャー企業として2013年に創立されました。

講演では、唾液から各種癌を判定する利点や社会貢献の観点が説明され、その後、杉本先生がどのようにキャリアを積んでいったのかが語られました。様々な紆余曲折を経て現在の仕事に就かれていること、挫折も重ねながらも挫折が功を奏したこともあったこと、などの経験を通して、何かうまくいかなかったことがあっても努力し続けることの大切さを語っていただきました。

先生からのお話のあと、生徒から活発に質問がなされました。「唾液による癌判定の費用はどのくらいなのか」、「コロナ禍の中を生き抜くにはどうしたらよいのか」、「唾液によるコロナ感染の判定は可能なのか」等、様々な素朴な疑問に丁寧に答えていただきました。いまだに収束していないコロナ禍の中にあり、コロナ関連の質問も多くなされました。生徒は、将来の自分のキャリアをいかに築いていくのかを、社会貢献の観点も踏まえつつ、じっくりと考えることができたようでした。杉本先生、お忙しい中ご講演いただきまして、ありがとうございました。

東桜立志会 進路学習課長講話

本日、昼休みの時間に高校1年次・2年次合同で東桜立志会が開かれました。東桜立志会とは高い志を持って各自の進路志望の実現を目指す生徒が所属する学習集団です。年次ごとに学習会、添削及び講話等を行なっています。今回は進路学習課長講話ということで1年次・2年次の会員が進路学習課長からの熱いメッセージを受け取りました。「心の持ち方ひとつで人間は変わる」「努力は裏切らない」。会員の目にはこれからの自分の進路志望実現への道のりを見据える熱い志が灯っていました。