9月6日、中学3年生は仙台市内の2つの大学にキャンパスツアーに参加しました。
宮城教育大学では「ESDと非認知能力」というテーマで特別授業を受講しました。持続可能な社会の創り手を育む上での教育の重要性についてお話がありました。特に先生のお話の中で印象的だったのは、「非認知能力」についてでした。日頃のテストでは測れないけれども、これからの将来を見据えて重要になる能力について理解を深めることができました。最近の学活で学んでいるストレスマネジメントとも関わりがある話で、強く生徒の印象に残りました。
東北大学金属材料研究所では、3つの講義を受講しました。大きなテーマを「結晶」とし、1番目の講義では「大学における物質・材料科学の研究-結晶成長の研究紹介-」、2番目のワークショップは「石」、3番目の講義では「結晶(Crystal)から準結晶(Quasicrystal)」という3つのテーマで講義をうけました。専門的な内容もありましたが、講義してくださる先生が分かりやすく話をして下さったり、芸術や博物館学の視点から生徒とのやりとりを行ったりと、様々な工夫があり、生徒も熱心に講義を聞いていました。最後は、山形県出身の東北大学工学部4年生の学生さんより、大学生活や学習のアドバイスや質疑応答があり、生徒たちも積極的に質問をしていました。大変実りのある1日となりました。