カテゴリー: お知らせ

「山形県高等学校総合文化祭最北大会」が開催されました

県内高校生による文化芸術の祭典「山形県高等学校総合文化祭」の展示部門等が、10月9日(金)~11日(日)、東根市民体育館等を会場として開催されました。

大会テーマは「最上峡の錦繍(きんしゅう)のごとく 織り成せ 文化の綾」です。テーマの作者である東桜学館3年遠藤真理さんは、かるた部に所属しており、小倉百人一首の中でも特に好きな秋の歌をモチーフにしてこのテーマを考えたとのことです。

今年度の高総文祭は、新型コロナウィルスの影響で規模を縮小しての開催となりましたが、県内高校生の日頃の文化芸術活動の成果を披露する貴重な機会となりました。

特に、本大会は東桜学館が事務局校ということもあり、本校生徒が大会の準備・運営・撤収のサポートに大いに貢献しました。大会運営に当たられた最北地区の文化部顧問の先生方からもその働きぶりにお褒めの言葉をいただきました。

次の写真は、東根市民体育館で開催された展示部門のようすです。東根市民体育館では、美術・工芸、書道、写真、新聞、科学、華道の展示を行いました。また、11日(日)の撤収作業では、美術・工芸や書道等の作品の梱包、運搬、展示パネルの運搬など、午後1時から5時30分頃まで撤収作業を行いました。

健康☆コンパス いのちの学習(中1)

10月15日、講師に井上聡子先生(さとこ女性クリニック院長)をお招きして、中学1年生を対象に「いのちの学習」が行がわれました。

井上聡子先生からは、「知ってほしい心と体の話~産婦人科医師からのメッセージ~」という演題で、命の誕生のしくみや「大人の心」とは何か、現在の性に関する問題についてなど、今の中学生にとても重要な話題をたくさん提供していただきました。普段なかなか聞くことができない貴重な講演だったと思います。これからの「自分の生き方」にぜひ役立てていってほしいと思います。井上聡子先生、本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*中学校保健便り、「在校生の皆さまへ」→「中学校各学年」に更新しています。

化学の肝「酸化還元滴定によるカルシウムイオンの定量」東大の化学⑤を掲載しました

今年の「ノーベル化学賞」は「クリスパー・キャス9(CRISPRーCas9)」

今年の「ノーベル化学賞」は、全遺伝情報(ゲノム)を効率良く改変できる「ゲノム編集」で画期的な技術を生み出したドイツ・マックスプランク研究所のエマニュエル・シャルパンティエ教授(51)と米カリフォルニア大バークリー校のジェニファー・ダウドナ教授(56)に贈られることになりました。

2人が開発し2012年に発表した技術は「クリスパー・キャス9(CRISPRーCas9)」と呼ばれ、DNAの塩基配列を、狙った部分で切断し、挿入、置換できるというもの。従来の手法に比べ、精度が高く、格段に扱いやすく、さらに低コストで実験できるため、がんなどの遺伝子治療や創薬、農作物の品種改良等の分野で急速に普及し、応用が進んでいます。

 

「化学の肝」(「校長挨拶」のページ)を更新しました。

体育祭が行われました!

10月9日に体育祭が開催されました。今年の体育祭のスローガンは『活華激発(かっかげきはつ)~ Let‘s flap together for victory ~』。(※活華激発は造語)竹高音彩実行委員長を中心に、スローガンの提案、種目決定、ルールの確認等、準備を進めてきました。今年は、新型コロナウイルス感染症対策のため、ルールや応援方法などの見直しを行い、競技数も縮小をかけながらの実施となりましたが、各軍とも3年生の幹部を中心に活動を進め、とてもいい例年とは違う新しい体育祭となりました。特に、応援合戦では、8分間という限られた時間で、動きを中心に作り上げたすばらしいものになりました。結果は、紅軍と白軍の同点優勝、応援賞は白軍でした。

【山岳部】県新人参加 男子優秀賞! 女子優良賞!

【山岳部】10月10~11日の県新人大会に参加しました。

男子優秀賞(2位) 女子優良賞(3位)詳細はこちらから!!

化学の肝「燃料電池」東大の化学④を掲載しました

「化学の肝」(「校長挨拶」のページ)を更新しました。

今週はノーベル賞week。
3年連続の日本人受賞が期待されるところです。

月曜日に発表された「医学生理学賞」は、C型肝炎ウイルスを発見した米国立衛生研究所のハービー・アルター名誉研究員ら米国とカナダの3人に贈られることになりました。

また、火曜日に発表された「物理学賞」は、ブラックホールの研究で成果をあげたロジャー・ペンローズ英オックスフォード大学名誉教授ら欧米の3人に贈られることになりました。

今日、水曜日は「化学賞」の発表です。どのような研究に贈られるのか、楽しみに待ちたいと思います。

さて、今回は、前回のリチウムイオン電池に続いて、燃料電池に関する入試問題を取り上げてみます。

本年度から実施される「大学入学共通テスト」の理科では、
「問題の作成に当たっては,受験者にとって既知ではないものも含めた資料等に示された事物・現象を分析的・総合的に考察する力を問う問題や,観察・実験・調査の結果などを数学的な手法を活用して分析し解釈する力を問う問題などとともに,科学的な事物・現象に係る基本的な概念や原理・法則などの理解を問う問題を含めて検討する」
ことが大学入試センターから発表されています。

「大学入学共通テスト」では、これまで以上に思考力や判断力が求められることになります。「東桜コンピテンシー」の一つでもある「論理的思考力」を鍛えていきましょう。

化学の肝6-X 「燃料電池の起電力」東大の化学④

体育祭にむけて〈保健委員 応急手当講習会〉

今週、中学校では体育祭に向けた準備や練習を行っています。

体育祭で救護係を担当する保健委員は、応急手当の勉強をしています。

3年生は、心肺蘇生法ととAEDの使い方について、保健体育で既に学習していますので、養護教諭と一緒に復習しながら、新たに、コロナウィルス感染症が心配される場合の注意事項を確認しました。

1・2年生の保健委員には、3年生が学んだことを伝達します。3年生は、消防署での職場体験でも心肺蘇生を学んできましたので、しっかり覚えていて、ていねいに下級生に教えていました。

化学の肝「リチウムイオン電池」東大の化学③を掲載しました

「化学の肝」(「校長挨拶」のページ)を更新しました。

今週はノーベル賞week。
3年連続の日本人受賞が期待されるところです。

また、吉野彰さんがノーベル化学賞を受賞されてから1年が経過しようとしています。そこで 今回は、受賞対象となったリチウムイオン電池に関する入試問題を取り上げ、リチウムイオン電池の仕組みをちょっと深掘りしてみます。

本年度から実施される「大学入学共通テスト」の理科では、
「問題の作成に当たっては,受験者にとって既知ではないものも含めた資料等に示された事物・現象を分析的・総合的に考察する力を問う問題や,観察・実験・調査の結果などを数学的な手法を活用して分析し解釈する力を問う問題などとともに,科学的な事物・現象に係る基本的な概念や原理・法則などの理解を問う問題を含めて検討する」
ことが大学入試センターから発表されています。

「大学入学共通テスト」では、これまで以上に思考力や判断力が求められることになります。「東桜コンピテンシー」の一つでもある「論理的思考力」を鍛えていきましょう。

化学の肝6-X 「リチウムイオン電池」東大の化学③

FM山形 Be☆らぼ 山大サイエンスカー

9月14日(月)、山形大学理学部の先生とFM山形のアナウンサーが来校し、中学1年生を対象に、ラジオ番組「Be☆らぼ 山大サイエンスカー」の収録を行いました。今回は、JSTの「女子中高生の理系進路選択支援プログラム」である、山形大学「ヤマガタ 夢☆未来Girlsプロジェクト」の一貫として、山形大学理学部の河合寿子先生に出前講座を提供していただきました。
生徒たちは、光合成生物から抽出した青色色素(集光アンテナである色素蛋白質複合体)を光らせる実験を行いました。これはミント味やソーダ味のお菓子にも含まれていて、温度によって変化することに大変興味をもったようでした。
当日の実験と、そのあとのインタビューの様子は、10月2日(金)20:00からFM山形で放送の予定です。

東桜コンピテンシー「①ビジョン~その12~」について

「東桜コンピテンシー」の内容について、校長として生徒諸君に伝えたいことを記し始めてから今回が24回目となります。(これまでの内容は、「学校紹介」の「校長挨拶」のページでご覧いただけます。)

今回は、「①ビジョン〜その12~」として、”仮想水(バーチャルウォーター)”について記します。

R02 東桜コンピテンシー【①ビジョン〜その12~「仮想水(バーチャルウォーター)」】

2000年から行われているOECD(経済協力開発機構)のPISA(国際学習到達度調査)では、各国の学力を比較するための理論的な根拠として「キー・コンピテンシー(主要能力)」という概念が定義されています。近年、日本でも、学習内容(コンテンツ)だけでなく、それを学ぶことで「何ができるようになるか(資質・能力)」(コンピテンシー)があらためて重視されてきています。
このことをふまえて、東桜学館でも、生徒諸君に身につけてほしい次の11の資質や能力などを「東桜コンピテンシー」として掲げています。

【東桜コンピテンシー(育成したい資質・能力)】
①ビジョン ②想像力 ③実行力 ④知識・技能 ⑤論理的思考力 ⑥批判的思考力 ⑦判断力 ⑧表現力・発信力 ⑨創造力 ⑩傾聴力 ⑪自己効力感

《参考》本校のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)事業 において生徒に身につけてほしい3つの力と2つの態度
「高い志」
◎未来への責任に関する態度
「創造的知性」
◎探究する力 ◎科学的思考力
「豊かな人間性」
◎他者を理解し協働する力 ◎地域への貢献に関する態度


※(参考)OECDにおけるキー・コンピテンシーの3つのカテゴリー
①社会・文化的、技術的ツールを相互作用的に活用する能力(個人と社会との相互関係)
②多様な社会グループにおける人間関係の形成能力(自己と他者との相互関係)
③自律的に行動する能力(個