東桜学館中学校・東桜学館高等学校PTAが「令和元年度優良PTA文部科学大臣表彰」を受賞しました。
これは、PTA活動に優秀な実績をあげている団体を毎年表彰しているもので、8月22日、京都市で開催される第69回全国高等学校PTA連合会京都大会で表彰式が行われることになっています。
開校以来、中学校と高等学校が一体となり、東桜学館としてのPTA活動を創り上げてきた成果が、文部科学大臣表彰という形で実を結んだことを保護者の皆様とともに喜びたいと思います。日ごろからPTA活動にご協力をいただいております保護者の皆様に心より感謝申し上げます。
カテゴリー: 高校
2000年から行われているOECDのPISA(生徒の学習到達度調査)では、各国の学力を比較するための理論的な根拠として「キー・コンピテンシー(主要能力)」という概念が定義されています。近年、日本でも、学習内容(コンテンツ)だけでなく、それを学ぶことで「何ができるようになるか」(コンピテンシー)が着目されるようになり、「コンテンツ」中心の教育から「コンピテンシー」重視の教育へ転換が図られようとしています。
このことをふまえて、東桜学館でも、生徒諸君に身につけてほしい力を「東桜コンピテンシー2019」として、9つあげることにしました。
「高い志」
①ヴィジョン ②想像力 ③実行力
「創造的知性」
④論理的思考力 ⑤批判的思考力 ⑥創造力
「豊かな人間性」
⑦判断力 ⑧傾聴力・表現力・発信力 ⑨自己効力感
《参考》本校のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)事業 において生徒に身につけてほしい3つの力と2つの態度
「高い志」
◎未来への責任に関する態度
「創造的知性」
◎探究する力 ◎科学的思考力
「豊かな人間性」
◎他者を理解し協働する力 ◎地域への貢献に関する態度
そこで、今回、掲げた9つの内容について、校長として、生徒諸君に伝えたいことを、折をみて記していきたいと思います。(内容は、始業式や終業式などで話していることを詳しくしたものです。)
今回は、「⑦判断力」についてです。
7月31日(水)~8月1日(木)に佐賀県で開催された第43回全国高校総合文化祭・放送部門に3年5組の酒井華さんが出場しました。
会場となった佐賀県基山町は、今から1350年以上前に大宰府を防衛する基肄(きい)城がおかれた場所で、古代からの悠久の歴史を感じさせる町でした。現在は福岡市のベッドタウンとして30年間で人口が2.3倍に増加しており、立派に整備された町民会館で開催されました。
酒井さんが出場した朗読部門には全国から144人が出場しました。酒井さんは本校の校歌を作詞した小川糸さんの『あつあつを召し上がれ』という作品を朗読しました。残念ながら入賞は逃しましたが、全国の舞台で堂々としかも聴き手の心に響く発表をすることができました。今年の全国総合文化祭には、本校からは放送部の酒井さんのみの出場だったため、学校の代表として立派に発表できたと思います。
暑い中、帰りに地元の東明館高校の先生から自家用車で駅まで送っていただいたり、基山駅の駅長さんから列車案内板に東桜学館高校出場おめでとうと書いていただいたりと、心温まるおもてなしもありました。佐賀の皆様、お世話になりました。また、ご声援をいただいた皆様、ありがとうございました。
来年度の全国高校総合文化祭は高知県で開催されます。本校からより多くの生徒が出場されることを期待します。
8月4日、沖縄県沖縄市において全国高等学校総合体育大会 陸上競技 棒高跳びの予選が行われました。
東桜学館となってから初めてのインターハイ出場を果たした青山友祐くん。自己ベスト更新を目指して奮闘しましたが、予選通過はなりませんでした。
しかし、限られた練習時間の中でインターハイ出場を果たし、全国の舞台で競い合えた貴重な経験は、必ず今後の糧になることでしょう。
7月28日(土)、本校弓道場において、山形北高弓道部の皆さんを迎えて、合同練成会を行いました。
両校混合による個人戦を行いました。予選の様子です。
4名による準決勝となりました。
その後、3名による射詰決勝から、直接対決を経て、清野選手が優勝となりました。このような試合形式の練習は、選手にとって大変貴重な時間となりました。
最後に両校1年生指導を行い、今日の練成会を終えました。
いよいよ本格的な夏休みです。新人戦に向けた正念場となります。2年生は、自分の射に磨きをかける必要があります。また、1年生については、1日でも早く的前に立てるように努力を積み重ねる必要があります。今日の練成会で得たこと、感じたことを、明日からの練習に生かしてほしいものです。
山形北高弓道部の皆さん、本日はありがとうございました。
7月27日、やまぎんホールを会場に、全日本吹奏楽コンクール第58回山形県大会高等学校の部が開催されました。本校吹奏楽部は、最北地区代表として出場。自由曲では、本校校歌の作曲者でもある八木澤教司(さとし)先生の作品を演奏し、銀賞を受賞しました。
《演奏曲》
課題曲「『あんたがたどこさ』の主題による幻想曲」
自由曲「『リヤン・エテルネル』〜浄められた天使たちの愛」
7月22日(月)から25日(木)まで、東京都渋谷区の国立オリンピック記念青少年総合センター並びにNHKホールで開催された「第66回NHK杯全国高校放送コンテスト」に、本校から2人が県代表として出場しました。
出場者は、アナウンス部門に加藤輝君(3年4組)、朗読部門に酒井華さん(3年5組)です。結果は残念ながら決勝には進むことはできませんでしたが、全国の舞台で2人とも堂々と発表を行いました。全国のレベルの高さを実感したり、各校の代表の生徒たちと交流したりと、たいへん有意義な大会になりました。また、NHKホールは紅白歌合戦の会場でもあり、普通はなかなか入場できないため、貴重な体験になりました。後輩にも2人に続き、全国で戦える部員が出ることを期待します。なお、来年のNHK杯は東京オリンピックと重なるために、神戸市で開催される予定です。
7月18日、東桜学館開校以来、夏の甲子園予選において初めて全校応援を行いました。
心配された雨の影響はなく、むしろ、熱い日差しのもとで、応援にも熱が入りました。
試合は、再三に亘り得点圏にランナーを進め、満塁などのチャンスをつくりましたが、あと1本が出ず。
残念ながら敗れてしまったものの、「全員野球」を掲げ、最後まで懸命にプレーする選手諸君に、スタンドの生徒からは仲間への熱い激励とあたたかい拍手が送られました。
本校硬式野球部へのご声援、誠にありがとうございました。
《写真》
生徒会執行部、応援団は6時40分に学校へ集合し、態勢を整えきらやかスタジアムへ移動です。
新しい球場での応援にテンションも上がります。
最後まで懸命にプレーする選手に、スタンドから数多くの熱くあたたかい声援が送られました。
夏の甲子園予選について、本校野球部の3年戸塚泰智(たいち)くんの記事が朝日新聞に掲載されました。
次のURLから朝日新聞デジタル版をご覧ください。