2月20日~21日、東京オリンピック・パラリンピック「HOST TOWN SUMMIT 2021」が開催されました。
このサミットで行われたドイツ ホストタウンオンライン交流事業「高校生がドイツの事例から考えるスポーツを通じた共生社会・地域活性化への提言」に、本校の高校2年生4名が、ドイツのホストタウンになっている鶴岡市、岡山県真庭市、長崎県島原市、宮崎県延岡市の高校生とともに参加しました。
発表にあたっては、應義塾大学法学部の三瓶教授指導のもと、オンラインシステムを活用して、アスリートやドイツ在住関係者など国内外の専門家や自治体へのインタビュー等を行いながら、二つのテーマについて調査・学習を続けてきました。
そして、当日は、高校生が考えた「スポーツを通じた共生社会・ 地域活性化の在り方」について発表を行いました。
「共生社会」をテーマに選んだ班は、「障がい者や外国人など社会的マイノリティーが主体的に地域活動に参加する機会が不足している」などと分析。学校で使う副教材の発行や、応対する専用スタッフの育成、学校の部活動と連携した地域スポーツコミュニティーの整備といった具体策を提示しました。
「地域活性化」の班は、地方から都市部への若者の流出が止まらない現状について、「郷土愛が低下している」と指摘。世代間交流が生まれる施設の整備や、子供を対象に家族で楽しめる地域イベントの開催、高校生とスポーツ団体の相互交流などを推進するよう求めました。
今回の取組の詳細が読売新聞教育ネットワークで紹介されています。https://kyoiku.yomiuri.co.jp/gakko/contents/post-463.php
「HOST TOWN SUMMIT 2021」開催概要
https://sec.tobutoptours.co.jp/2021/hts2021/yoko_jp.pdf