6月1日(金)~3日(日)、山形市総合スポーツセンター弓道場において、県高校総体弓道競技が行われました。
本校からは、男女団体競技および個人競技に5名が参加しました。
1日(金)は個人競技が行われました。
男子個人では、髙橋選手と細矢選手が予選8射5中で、惜しくも予選突破できませんでした。女子では、天野選手が予選8射5中で準決勝に進出しましたが、続く準決勝では4射2中で決勝進出とはいきませんでした。しかし、東北大会出場権をかけた競射では、見事に競り勝ち、今月23日(土)~24日(日)に行われる東北高等学校弓道選手権大会に出場します。
2日(土)は団体競技の予選です。各チーム20射を3回行い、その合計的中数上位5チームが翌日の決勝リーグに駒を進めることになります。いつもの練習通りの射を行えば、必ずや決勝に進むことが出来ます。自滅さえしなければ…。
結果は、男子が1回目9中、2回目10中、3回目6中、計25中。女子が1回目12中、2回目9中、3回目7中、計28中。恐れていた最悪の自滅です。「いつもの練習に、本番のような緊張感が欠けている」というチームとしての課題が浮き彫りとなりました。
天野選手以外の3年生は、この大会をもって引退となります。次は切り替えて進路実現のための努力を積み重ねます。この大会で味わった悔しさを進路達成では絶対に繰り返さないように、定めた狙いを決してぶれることなく貫いてほしいと思います。
また、1,2年生は、新チームとして、どのように弓道に向き合い、仲間と向き合い、そして自分に向き合うかを真剣に考えて、再スタートを切ることになります。今後も応援のほど、宜しくお願いします。
以下、選手の言葉です。
今回大会では比較的落ち着いて弓を引けましたが、大事な1本を自分のあまい射で外してしまい、チームの柱となって皆をを支える存在となれず悔しい結果となりました。今後の大会に向けて調整を行っていきます。(天野選手)
自分の射ができずに悔いの残る大会になってしまったが、弓道を通して学んだことを引退後の生活に役立てたいと思う。(髙橋選手)
県大会という会場で自分の力を最後に出し切れなかったのは凄く凄ーく悔しかったです。
けれど、東桜学館の後輩、同級生と弓道をして過ごした時間、先輩や先生方から教えてもらったことは、かけがえのないもになりました。ありがとうございました。(福田選手)
緊張してしまい、緩んで離したり、守りに入ってしまったりなど納得のいかない射が多く、とても悔しかったです。普段の練習から気を引き締めて臨まなればならないと改めて痛感しました。(尾崎選手)
本番というプレッシャーに負けてしまっている部分があったと思う。この経験を受験に活かしていきたい。(原田選手)
今回の大会では、自滅という結果で終わってしまいました。先生方から常々言われているように
「自分に甘い」「練習の質が悪い」これらが東桜学館弓道部の課題であり、改善すべき点であることを痛感しました。(原田部長)
私にとって今回の大会を一言で表すと、「悔しい」でした。強い気持ちを持っていれば緩まない離れを意識し、良い射ができ、チームの的中数にもつながったはずです。
これからは、道場や部室の掃除、あいさつ、学校の課題など日常の当たり前のことをしっかりやって、日々の練習も気を緩めず真剣にやっていきます。(西塚部長)
的中数だけ見れば後悔はしていませんが、外し方が外し方なだけにとても悔しい気持ちで終わることとなってしまいました。チームを引っ張っていく役目を果たしきれず不甲斐ない気持ちでいっぱいです。この悔しい気持ちを忘れず、新人戦、そして次の県総体でリベンジを果たしたいと思います。(齋藤選手)
今回の大会では会のおさまりが悪かったり、うまく伸びあえなかったのですが、それよりも自分らしい射があまりできなくて勝負しきれないところが何度かありました。練習でもいつも力を出せているといえない状況で、本番で力を出し切るのはできることではないので、練習でも常に皆中が出せる出るような練習にしていき毎日の練習から緊張感のある質の高い練習にします。(細矢選手)
今回の大会では自分の実力を発揮することが出来ず、チームに迷惑をかけてしまいました。技術以前に気持ちの面での弱さが浮き彫りになったように感じた大会でした。これからは、新人戦に向けて弱点を克服するだけでなく普段の生活でも苦手なことから逃げず、強い心を作ることから始めたいと思います。(髙橋選手)
今回の大会では自分の射をすることが出来なかった、練習から意識して頑張りたいです。(小山田選手)
これが最後の大会となりましたが、自分の中で達成できたこと、足りなかったことが結果に繋がったのだと思います。射場に立てなかったことはとても悔しいですが、ここまでみんなと頑張ることが出来て本当に良かったと思います。(長谷川選手)