本年度、2年次生が実施しているSS総合探究Ⅱの中で、昨年度の先輩から引継いだ「セイタカアワダチソウの将来的有用性」という研究テーマで、本校2年高嶋蒼空君、石井芙礼彩さん、廣谷真希さんの以上3名の班が、日本学生科学賞 山形県審査に6000字程度の論文を書き上げ出品しました。その結果、高校の部において、山形県の最優秀賞(県1位)を受賞することができました。今後の研究の成果に期待しています。
以下は読売新聞の記事(2024年11月13日)
本年度、2年次生が実施しているSS総合探究Ⅱの中で、昨年度の先輩から引継いだ「セイタカアワダチソウの将来的有用性」という研究テーマで、本校2年高嶋蒼空君、石井芙礼彩さん、廣谷真希さんの以上3名の班が、日本学生科学賞 山形県審査に6000字程度の論文を書き上げ出品しました。その結果、高校の部において、山形県の最優秀賞(県1位)を受賞することができました。今後の研究の成果に期待しています。
以下は読売新聞の記事(2024年11月13日)
11月15日(金),後期第6回目となる東京大学主催「高校生と大学生のための金曜特別講座」の校内視聴を実施しました。今回は「身体のバネを活かすとは? ―力学から考える身体運動―」と題し,竹下 大介先生(東京大学 教養学部 統合自然科学科・准教授)がご講演くださいました。期末テストが近い日程にも関わらず,中学1年生が4名,2年生が2名,3年生が1名,高校1年次11名が参加し,大講義室で視聴しました。
「部活のトレーニングの質を向上できれば良いと,軽い気持ちでこの講義を受講したが,大学・高校の物理,現実世界に起こる事象の簡略化された図示など,自分がこれから学ぶことができる学問の楽しさに感動した(高校1年生徒)」や「運動中の腱に見られる共振が,建造物では橋を壊すこともあるということに驚いた(中学2年生徒)」など,力学の視点から「身体のバネ」を考える好機となりました。
次回は12月6日,遠藤 智子先生による「言語と身体 ―コミュニケーションを支える様々な資源―」を視聴します。今年度の校内視聴最終回になりますので,奮ってご参加ください。
11月8日(金),後期第5回目となる東京大学主催「高校生と大学生のための金曜特別講座」の校内視聴を実施しました。今回は「クリスマスはいつ祝う?-コーカサスからみるキリスト教文化の多様性-」と題し,浜田華練先生(東京大学 教養学部 教養学科・准教授)がご講演くださいました。中学1年生が4名,2年生が5名,3年生が3名,高校1年次54名が参加し,大講義室で視聴しました。
「コーカサスのクリスマスは新年の祝い事でもあるということに驚いた。同じキリスト教でも,宗派によって祝う内容も日付も違うのが面白い。(高校1年生徒)」や「キリスト教だけでなく,イスラム教やヒンドゥー教,仏教など様々な宗教について調べてみたいと思った。(中学1年生徒)」など,クリスマスの受容のされ方を一例に,地域や宗派の違いによって多様な文化が形成されることを学びました。コーカサス地方という,生徒にあまりなじみのないと思われる地域の話題ではありましたが,クリスマスシーズンが近いためか,熱心に視聴する姿が見られました。
次回は11月15日,竹下大介先生による「身体のバネを活かすとは?-力学から考える身体運動-」を視聴します。奮ってご参加ください。
10月25日(金),後期第4回目となる東京大学主催「高校生と大学生のための金曜特別講座」の校内視聴を実施しました。今回は「国難災害って何? 歴史から学ぶ巨大災害」と題し,目黒公郎先生(東京大学 生産技術研究所・教授)がご講演くださいました。中学1年生が6名,2年生が2名,3年生が1名,高校1年次16名が参加し,大講義室で視聴しました。
「人類が発展していく中で”共創”と”交易”が大事だと思いました(高校1年生徒)」や「災害はいつ発生するかわからないから死者をゼロにすることは難しい。でも、わからないならわからないなりの対策をとることで少しでも死者を減らすことにつながると思った(中学1年生徒)」など,日本の歴史上起こった災害と社会の出来事を関連させながら、当時の日本人はどのように行動したのか、昨今日本で頻繁に起きる自然災害にたいして日本はどうしていくべきかについて学びました。また、講座の最後には中高生に向けて「思い立った日が吉日、思ったらすぐ行動せよ」という熱いメッセージをいただきました。
次回は11月8日,浜田華錬先生による「クリスマスはいつ祝う?-コーカサスからみるキリスト教文化の多様性-」を視聴します。奮ってご参加ください。
10月26日(土)、本校2年次生の渋谷水翔さん、中村亘さん、齋藤大寿さんの3名が、東海大学付属高輪台高等学校SSH成果発表会(International SSH Presentation Seminar 2024)に参加し、英語による口頭発表(“Easy Ways to Create a Disinfectant from Spices”)を行ってきました。この発表会には、タイからパヤオ大学附属校、マハーサーラカーム大学附属校の2校が併せて約150名参加している他、国内から新潟県立新発田高等学校と福井県立若狭高等学校からの参加がありました。参加校それぞれによる学校紹介に始まり、午前中は口頭発表、午後からはポスター発表が行われ、その質疑応答も全て英語で行われました。タイの生徒たちの研究のレベルの高さに驚きつつ、自分たちの研究に近い研究を行っている他校生徒との情報交換もでき、充実した研究発表になりました。
10月16日(水)にSSH校である県立酒田東高校の課題研究中間発表会がありました。本校から発表者7名(ポスター発表2本)の生徒が参加してきました。
酒田東高校では、本校のほかに致道館から2本、酒田南から2本、酒田西から1本の発表があり、また見学者として地元の中学生の参加があるなど、とても活気のある発表会でした。本校生徒にとって外部で発表することは今回が初めてでしたが、大きな声で堂々と発表し、質疑応答にも丁寧に受け答えを行っていました。
本校代表として発表した生徒(全員高校2年次生)
紺野ゼミ「おいしい豆苗をつくる!~光とエチレンが豆苗に与える効果~」吉田舞央さん、高橋みずきさん、伊藤はみ菜さん、鈴木竣大さん
寒河江ゼミ「新庄まつりはなぜ続くのか」芦原章悟さん、鈴木菜々心さん、戸津珀さん
10月18日(金),後期第3回目となる東京大学主催「高校生と大学生のための金曜特別講座」の校内視聴を実施しました。今回は「星の死:超新星爆発」と題し,諏訪 雄大先生(東京大学 教養学部 学際科学科・准教授)がご講演くださいました。中学1年生が5名,2年生が3名,3年生が2名,高校1年次68名が参加し,大講義室で視聴しました。
「中性子が電子を持たないからこそ超新星爆発が起こるという論文が,中性子が発見されてから2年後に出されたことや,マルチメッセンジャー天文学,超新星爆発のシミュレーションの進化など,21世紀の天文学の話がとても興味深く,もっと自分でも調べて理解したいと思いました(高校1年生徒)」や「今日の講義を通して,夢を追いかけ続けることの大切さを改めて感じた。私も生きているうちにベテルギウスの超新星爆発によって起きる変化を見てみたいと思う(中学1年生徒)」など,星の一生とその最後に起こる大爆発の謎と21世紀の新しい天文学に刺激され,新しいものの見方や考え方を知ることができたようです。
次回は10月25日,目黒 公郎先生による「国難災害って何? 歴史から学ぶ巨大災害」を視聴します。奮ってご参加ください。
本校は平成29年度から文部科学省よりスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の指定を受け,国際社会で活躍できる科学技術人材の育成を目指し,様々な取組を展開してまいりました。その中で、国際性を育む教育活動を重点の1つとして位置づけており,令和4年度からは株式会社アルクのSherpa事業(シェルパ:Senior High English Reform Project ALC)により,東京学芸大学名誉教授の金谷憲先生をアドバイザーとして,「ディベートを中心に中高6年間の英語教育を行う東桜学館モデル」の開発を行ってきました。準備期間を含めて東桜学館モデルの一期生がこの春卒業したことを受け,これまでのSherpa研修によって開発してきた東桜学館モデルの現在の様子をご覧いただける機会を設けることに致しました。つきましては,下記の通り公開授業と研修会にご参会頂けますよう,ご案内させて頂きます。
記
1.日 時:令和6年12月13日(金) 午後12時30分〜午後15時30分
(受付は校内及びzoomとも午後12時10分より開始)
2.会 場:山形県立東桜学館中学校・高等学校 2階多目的室 およびzoom
3.アドバイザー:東京学芸大学名誉教授 金谷 憲 氏
4.研修会内容:
①公開授業(午後12時30分〜13時25分)
高校1年5・6組 習熟度Advanced Course
ENRICH LEARNING English Communication I (東京書籍)を用いた授業
(ディベートに繋がる活動を含む)
授業者:教諭 中村紘二郎
< 休 憩 >
②公開研修会:(午後13時45分〜15時15分)
報告内容:中学校の5 Roundとディベート授業,高校でのディベート指導の成果報告
報告者:教諭 石塚絵里・山口和彦
5. 申し込み:次のGoogle Formから11月21日までにお申し込みください。
https://docs.google.com/forms/d/1qw0DEQ_lLWQXqipq1Agh-rmUMdAi4qGnUcBolsVUecg/
6.問い合わせ
山形県立東桜学館中学校・高等学校 山口和彦 <syamaguchik?touohgakkan.ed.jp> (?を@に変えて送信ください)
7.要項のダウンロードはこちら
10月11日(金),後期第2回目となる東京大学主催「高校生と大学生のための金曜特別講座」の校内視聴を実施しました。今回は「ゲーム理論がおもしろい」と題し,松井彰彦先生(東京大学 経済学部 経済学科・教授)がご講演くださいました。中学1年生が5名,2年生が2名,3年生が3名,高校1年次39名が参加し,大講義室で視聴しました。
「高校までの経済学は, 経済のことを学ぶが, 大学以降の経済では人と人とのつながりを学ぶということが新たにわかり, なるほどと思った(高校1年生徒)」や「ゲーム理論という新しい見方で障害についてとらえることで新しい考え方を多く知ることができた。見方を変えるだけで全く違う考え方があり, 改めて様々なものの見方や学問などは人間の考え方に基づいていることが実感できた(中学3年生徒)」など,ゲーム理論、経済学について新しいものの見方や考え方を知ることができたようです。
次回は10月18日,諏訪 雄大先生(東京大学 教養学部 学際科学科・准教授)「星の死:超新星爆発」を視聴します。奮ってご参加ください。
10月9日(水)に、本校の高校2年次生が中心となり「未来創造プロジェクト」中間発表会・生徒交流会・教員交流会を実施しました。この会では、中学校3年生と高校1年次生が高校生2年次生の研究発表を見学し、質疑応答を通してお互いに学びを深め合いました。また、研究アドバイザーとして、山形大学理学部栗山恭直教授や山形県立保健医療大学保健医療学部遠藤恵子教授など多くの先生方にご出席いただき、生徒の皆さんが行った全ての研究に様々なアドバイスを頂きました。さらに、この発表会では、県内から山形東高校・寒河江高校・長井高校・致道館高校・酒田東高校・村山産業高校、県外から岩手県立水沢高校・福島県立ふたば未来学園高等学校より総勢57名もの高校生にご参加いただき、より活発な発表会となりました。そして、発表会終了後、本校生徒19名と他校の生徒の皆さんが小グループを作り、生徒交流会も行いました。ここでは普段の探究活動の取り組み状況や悩みなどを自由に話し合い、お互いに情報の共有化を行いました。さらに本年度は、教員同士の交流会も行い、お互いの学校の探究活動指導について和気あいあいと様々な話ができ、大変有意義な時間となりました。生徒の皆さんには、これらの機会を経験し、今後の成果発表会に向けて更なる深化を期待しています。
開会式
ポスター発表の様子(理系)
ポスター発表の様子(文系)
ポスター発表の様子(他校の皆様)
生徒交流会