SSH関連カテゴリー: 発表会(校外)への参加

スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会に参加しました!

令和5年8月9日(水)と10日(木)に、兵庫県神戸市の神戸国際展示場にて行われた「スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会」に発表者高校3年生4名と見学者高校1年生2名の生徒が参加しました。今年度は新型コロナウイルス対策が多少緩和され、参加生徒の保護者の入場もある中で、国内約220校が一堂に会した発表会となりました。

本校からは、『伸縮する折り紙構造』について研究していたチームが参加しました。生徒たちは、校内での発表のみならず、東北地区サイエンスコミュニティ研究校発表会や他県のSSH校における成果発表会などで経験を積み、その都度助言を頂きました。また、本校と連携協定を結んでいる山形大学理学部の栗山恭直教授の協力もいただき、研究を深めてきました。

当日は、多くの参加者の方から様々なアドバイスや講評をいただきました。また、参加生徒は、他校の生徒の発表を拝聴する際も、発表者の説明に聞き入り、積極的に質疑を交わしていました。最後には、質疑で物足りず持論をぶつけて熱く議論する生徒もいました。やはり発表会は、オンラインなどではなく、対面で直接コミュニケーションを図るところに醍醐味があると実感する2日間でした。

SCiUS Forum in Thailandに参加!

タイ王国で13回目の開催となったSCiUS Forum(https://sciusforum13.satit.up.ac.th/page/about)は、タイ国内の16の大学、19の学校が参加しての科学、技術、研究、イノベーションに関する研究発表と協働学習の大規模なフォーラムです。今年は5月2日から5日まで開催され、日本からも本校を含めた4つの高校が初めて招待されました。本校からは2年次の成果発表会で選出された、高校3年次の大井真君、加藤美羽さん、黒澤佐保さんがポスター発表で”Developing an AI Program to Read Human Emotions from the Eyes”を、口頭発表で清水紘輔君が”Possibilities of Using Binaural Audio in Vocabulary Learning”を発表しました。タイの高校生がとても興味を持って聴きに来てくれたため、ポスター発表は2時間ずっと発表と説明、写真撮影に追われ、口頭発表では審査員の方々が時間を延長して説明に聴き入ってくださいました。

2千人ほどが集まる開会式で始まる初日は、特別講演、ポスター発表と歓迎会、二日間に及ぶ口頭発表、最終日の午前中はそれぞれの生徒が興味のある学習活動に参加し、午後は表彰と閉会式、晩餐会とかなり充実したプログラムでした。タイの高校生の研究発表は英語で行われ、どれも大学・大学院レベル。表彰式の盛り上がりからも各大学がその附属高校を相当指導している姿が窺われました。

学術的な学びはもちろんですが、参加した日本人高校生達は、タイの高校生たちとの交流からも多くの気づきを得た様子で、日本人生徒の案内役をしてくれたパヤオ大学附属学校の生徒達との別れはとても悲しかったようです。ぜひ大学やその先の研究を通じて、また会えることを願っています。

 

 

 

つくば Science Edge 2023で発表してきました!

3月26日(日)、27日(月)つくば国際会議場にて、つくば Science Edge 2023が行われました。
授業の課題研究やクラブ活動で取り組んだ研究をもとにした科学に関する「アイデア」を発表する全国的な発表会です。本校からは高校2年次生7名が以下3テーマで発表し、国内外の高校生と交流を行いました。

英語ポスタープレゼンテーション「Effects of binaural audio on English vocabulary learning」

日本語ポスタープレゼンテーション「Python を用いた家庭での除雪経路の最適化」

「目から感情を読み取る AI のリアルタイム化」

  

各発表とも審査員や他校生からの質問にも熱心に答えていました。台湾からの発表も多くあり、日本語での発表であっても台湾の高校生に向けて英語で説明し質疑応答する場面もあり、生徒たちは英語で対話できることの重要性を改めて感じていました。

【生徒の感想】専門としている方々が多くいて、外部の方々とディスカッションを重ね、自分に足りないものや的確なアドバイスを多くいただける貴重な機会になりました。また、ポスターの作り方やプレゼンテーションの仕方の勉強にもなりました。自分の研究をより良いものにするために、探究部での残りの部活動に精進していきたいと思います。

 

鶴岡南高校「鶴南ゼミ」成果発表会に行ってきました

2月9日(木)にSSH校である県立鶴岡南高校の「鶴南ゼミ」成果発表会がありました。本校からは以下のポスター発表2本で7名の生徒が参加してきました。

「目から感情を読み取るAIのリアルタイム化」

「伸縮する折り紙構造に関する研究」

鶴岡南高校には、本校のほかに鶴岡北・酒田東・羽黒と地元の学校もたくさん参加していました。そのなかで本校生徒は堂々と発表し、質疑応答にも丁寧に受け答えを行っていました。生徒は、このような発表会の場を通して、交流することの大切さを感じたようでした。他校を訪問しての発表会は今年度はこれで最後となりますが、このような機会は来年度もできるだけ多く設けますので、新高校2年生にも、質の高い課題研究をおこなってほしいと期待しています。

 

グローバル・サミット”Be a Bridge”で英語による研究発表を行いました!

2023年2月7日(火)、8日(水)に台湾高雄市の国立科学工芸博物館をメイン会場に、ハイブリッドで開催されたグローバル・サミット”Be a Bridge” (主催:山形県教育旅行誘致協議会, 学校法人九里学園高等学校, 公益社団法人山形県観光物産協会)に高校2年次の戸津煌君、西塚ゆうさんの2名がオンラインで参加しました。このサミットには高雄市立中山高級中學をはじめとする台湾の4校、山形県内4校が参加しています。本校からは、SSH成果発表会が8日に開催されたため、7日の研究発表のみオンラインで参加し、”Factors in Teacher’s Voices that Induce Sleepiness in Class (授業で眠気を誘発する教員の声の要因)”と題した研究を英語で発表し、発表後には質問や感想をたくさん頂くなど、大きな反響を頂きました。二人によると、教員の声と眠気には、1/fのゆらぎは関係がなく、滑舌の良し悪しと声の質(冷たくて柔らかいと感じる声)には有意な相関があったそうです。国や文化を超えて多くの関心を集めた研究発表となりました。

東京都立戸山高等学校 生徒研究成果合同発表会に参加してきました!

2月5日(日)東京都立戸山高校で行われた第11回生徒研究成果合同発表会に本校2年次生7名が参加してきました。

発表会は、ポスター発表171テーマ(戸山高校119テーマ、他校52テーマ)と口頭発表30テーマ(戸山高校16テーマ、他校14テーマ)とで時間を分けて行われました。発表会には、東京都内はもちろん、全国のSSH校からも多数の参加があり、戸山高校さんの助言者・メンターの方も非常に多く、大規模な生徒発表会で大変活気がありました。

 

本校は、口頭発表に物理分野で「伸縮する折り紙構造に関する研究」、情報分野で「Pythonを用いた家庭での除雪経路の最適化」のテーマで発表を行いました。

参加した生徒たちは、2週間前に東北サイエンスコミュニティ研究発表会でも発表しており、そのときよりもさらに発表内容も工夫して発表していました。また、他校生との質疑応答を通して、研究に足りない部分を知り、また同じ分野に興味のある高校生と交流することで研究への熱意をさらに燃やしていました。

戸山高校周辺には、早稲田大学理工学部などの大学や学校があり、短い時間の滞在となりましたが、東京の学生の街という雰囲気も感じることができました。

岩手県立水沢高等学校理数科課題研究発表会に参加してきました!

1月27日(金)岩手県奥州市文化会館Zホールにて、水沢高等学校理数科課題研究発表会に本校生徒4名が参加してきました。

前日26日の夕方に奥州市入りし、国立天文台水沢キャンパスを見学しました。緯度観測所の旧本館である「奥州宇宙遊学館」では、緯度観測所が作られた経緯や木村榮所長が発見したZ項について学習することができました。またILC(国際リニアコライダー)を始め、月・銀河・風・星の各展示室を見学しました。見学時には、東根市出身という国立天文台名誉教授の大江先生にもお会いすることができました。そしてキャンパス内にある20mの電波望遠鏡を目の当たりにし、北緯39°8′の水沢の地から宇宙を身近に感じた貴重な時間となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、発表会は全14テーマの口頭発表で、本校は8番目に「土壌改良における廃チョークの有用性について」というテーマで発表を行いました。発表会には、岩手県内のSSH指定校である岩手県立一関第一高等学校と岩手県立釜石高等学校からも参加があり、様々な分野の研究内容で質疑応答も活発に行われ、大変充実した発表会となりました。参加した生徒は、来月に控えた成果発表会に向けて、最終仕上げに意欲を燃やしていました。水沢高等学校の皆さん、本日は参加させていただき、誠にありがとうございました。

令和4年度東北地区サイエンスコミュニティ研究校発表会

令和5年1月20日、21日、福島県郡山市郡山公会堂と福島県立安積高等学校を会場にして令和4年度東北地区サイエンスコミュニティ研究校発表会が開催されました。本校から高校2年の7人が参加し、探究活動の成果を発表してきました。

1日目は郡山公会堂で講演会と参加各校のアピールがありました。開会行事の後、探検家・医師・武蔵野美術大学名誉教授 関野吉晴氏から演題「これからを生きる君たちへ~半世紀にわたる探検活動を振り返り、今何を伝えたいのか~」の演題で講演がありました。大学時代から続けている探検活動の様々なエピソードと人類の行うべきことなどを力強く語っていただきました。現在も医師としての活動のほか、全てを一から作る「原始生活」を実践している事に驚きとパワーを感じました。その後各校からのアピールタイムがあり本校の2名が東根市と学校紹介と発表についてアピールしました。

2日目は福島県立安積高等学校で3つの分科会に分かれて研究の成果を発表しました。本校生は「伸縮する折り紙構造に関する研究」の題で紙ばねに関する研究を発表しました。続けて「Pythonを用いた家庭での除雪経路の最適化」の題で除雪にかかる時間の短縮についての数理モデルを発表しました。2組共に堂々とした発表でした。全部の学校の発表が終了したのちに、安積高等学校の生徒の主導で交流会があり歴史ある安積高等学校の内部と、隣接する「安積歴史博物館(旧安積高等学校校舎)」を見学しました。最後に「安積歴史博物館」の2階講堂で閉会式がありました。

対面のみの発表会の開催は3年ぶりでしたが、感染症対策を行いながら滞りなく進みました。

令和4年度山形県探究型学習課題研究発表会参加

12月17日(土)山形国際交流プラザ山形ビッグウイングで、令和4年度山形県探究型学習課題研究発表会が山形県教育委員会と山形県高等学校文化連盟科学専門部の主催で行われました。

 

科学専門部の部に2テーマと、2年次のSS総合探究Ⅱから一般の部に6テーマが参加し、ポスター発表を行いました。校内での中間発表会を経て、さらに探究を深めた内容を堂々と発表する姿が印象的でした。また、他校生からの質問や、審査員の先生方からの助言をうけて、最終発表会に向けて大きな刺激を受けることができたようです。

 

〇優良賞 科学専門部の部 物理分野「目から感情を読み取るAIの実用化」

〇優良賞 一般の部    物理化学分野「紙バネの硬さに法則はあるのか?」

 

一般の部 物理化学分野 「紙バネの硬さに法則はあるのか?」

一般の部 生物地学分野 「土壌改良における廃チョークの有用性」

一般の部 数学総合科学分野 「Pythonを用いた家庭での除雪経路の最適化」

一般の部 社会人文分野 「人の色の識別の違いについて」

一般の部 社会人文分野 「昆虫食の有用性は何か」

 

一般の部 地域課題分野 「次につなげる街のたたみ方」

サイエンスキャッスル東北大会 最優秀ポスター賞受賞!

12月18日(日)米沢興譲館高校にて、サイエンスキャッスル東北大会が株式会社リバネスの主催で行われました。
この発表会は、中高生のための「研究者の登竜門」がコンセプトで、学会のように基調講演、口頭発表、ポスター発表、イベント企画などが行われます。本校からはポスター発表部門に、以下の2テーマで高校2年次生3名が参加しました。
「目から感情を読み取るAIの実用化」
「生分解性プラスチックの分解速度と土壌pHの関係性」

各発表とも審査員や他校生からの質問にも熱心に答えていました。
質疑応答を通して、今後の探究活動を進めていくための助言をたくさんいただくことができ、よい機会となったようです。

審査の結果、 ポスター審査対象演題51テーマ中 第1位となる
最優秀ポスター賞「目から感情を読み取るAIの実用化」
高校2年 大井 真 君が受賞しました!

受賞式

発表会の様子