3月26日(日)、27日(月)つくば国際会議場にて、つくば Science Edge 2023が行われました。
授業の課題研究やクラブ活動で取り組んだ研究をもとにした科学に関する「アイデア」を発表する全国的な発表会です。本校からは高校2年次生7名が以下3テーマで発表し、国内外の高校生と交流を行いました。
英語ポスタープレゼンテーション「Effects of binaural audio on English vocabulary learning」
日本語ポスタープレゼンテーション「Python を用いた家庭での除雪経路の最適化」
「目から感情を読み取る AI のリアルタイム化」
各発表とも審査員や他校生からの質問にも熱心に答えていました。台湾からの発表も多くあり、日本語での発表であっても台湾の高校生に向けて英語で説明し質疑応答する場面もあり、生徒たちは英語で対話できることの重要性を改めて感じていました。
【生徒の感想】専門としている方々が多くいて、外部の方々とディスカッションを重ね、自分に足りないものや的確なアドバイスを多くいただける貴重な機会になりました。また、ポスターの作り方やプレゼンテーションの仕方の勉強にもなりました。自分の研究をより良いものにするために、探究部での残りの部活動に精進していきたいと思います。
2023-03-31T11:35:02+09:00
山形県立 東桜学館 中学校・高等学校
令和4年度(研究開発1年次)SSH研究開発実施報告書の内容です。
令和4年度SSH研究開発実施報告書
2023-03-22T10:34:41+09:00
山形県立 東桜学館 中学校・高等学校
2023年2月7日(火)、8日(水)に台湾高雄市の国立科学工芸博物館をメイン会場に、ハイブリッドで開催されたグローバル・サミット”Be a Bridge” (主催:山形県教育旅行誘致協議会, 学校法人九里学園高等学校, 公益社団法人山形県観光物産協会)に高校2年次の戸津煌君、西塚ゆうさんの2名がオンラインで参加しました。このサミットには高雄市立中山高級中學をはじめとする台湾の4校、山形県内4校が参加しています。本校からは、SSH成果発表会が8日に開催されたため、7日の研究発表のみオンラインで参加し、”Factors in Teacher’s Voices that Induce Sleepiness in Class (授業で眠気を誘発する教員の声の要因)”と題した研究を英語で発表し、発表後には質問や感想をたくさん頂くなど、大きな反響を頂きました。二人によると、教員の声と眠気には、1/fのゆらぎは関係がなく、滑舌の良し悪しと声の質(冷たくて柔らかいと感じる声)には有意な相関があったそうです。国や文化を超えて多くの関心を集めた研究発表となりました。
2023-02-10T07:43:42+09:00
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2月5日(日)東京都立戸山高校で行われた第11回生徒研究成果合同発表会に本校2年次生7名が参加してきました。
発表会は、ポスター発表171テーマ(戸山高校119テーマ、他校52テーマ)と口頭発表30テーマ(戸山高校16テーマ、他校14テーマ)とで時間を分けて行われました。発表会には、東京都内はもちろん、全国のSSH校からも多数の参加があり、戸山高校さんの助言者・メンターの方も非常に多く、大規模な生徒発表会で大変活気がありました。
本校は、口頭発表に物理分野で「伸縮する折り紙構造に関する研究」、情報分野で「Pythonを用いた家庭での除雪経路の最適化」のテーマで発表を行いました。
参加した生徒たちは、2週間前に東北サイエンスコミュニティ研究発表会でも発表しており、そのときよりもさらに発表内容も工夫して発表していました。また、他校生との質疑応答を通して、研究に足りない部分を知り、また同じ分野に興味のある高校生と交流することで研究への熱意をさらに燃やしていました。
戸山高校周辺には、早稲田大学理工学部などの大学や学校があり、短い時間の滞在となりましたが、東京の学生の街という雰囲気も感じることができました。
2023-02-07T12:06:26+09:00
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1月20日(金)に後期7回目の東京大学「高校生と大学生のための金曜特別講座」の校内視聴を実施しました。今回は「人間と人工知能の協働」と題し、馬場雪乃先生(東京大学 教養学部 学際科学科・准教授)がご講演くださいました。中学1年生3名、中学2年生2名、高校1年次18名が大講義室で視聴しました。「すさまじい深化をしている人工知能でも人間がしないような間違いをしたり、複雑な文章を理解できないなどいくつか問題があり、すべてを人工知能に頼ることは難しいと思いました。しかし、ヒューマンコンピテーションという計算資源の中に人間を利用するシステムが存在すると知り、人間と人工知能が協働すれば問題を解決できると知りました。まだ動機付けや品質保証などに課題があるようですが、解決策としてさまざまな手段をお聞きし驚きました。(高校1年Eさん)」のように、新しい発見のある講座だったようです。次回の開催は今年度本校での最終回 1月27日の「『生きている状態』をどのように理解するか?~理論と実験からのアプローチ~」となります。
2023-01-23T12:04:34+09:00
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12月18日(日)米沢興譲館高校にて、サイエンスキャッスル東北大会が株式会社リバネスの主催で行われました。
この発表会は、中高生のための「研究者の登竜門」がコンセプトで、学会のように基調講演、口頭発表、ポスター発表、イベント企画などが行われます。本校からはポスター発表部門に、以下の2テーマで高校2年次生3名が参加しました。
「目から感情を読み取るAIの実用化」
「生分解性プラスチックの分解速度と土壌pHの関係性」
各発表とも審査員や他校生からの質問にも熱心に答えていました。
質疑応答を通して、今後の探究活動を進めていくための助言をたくさんいただくことができ、よい機会となったようです。
審査の結果、 ポスター審査対象演題51テーマ中 第1位となる
最優秀ポスター賞「目から感情を読み取るAIの実用化」
高校2年 大井 真 君が受賞しました!
受賞式
発表会の様子
2023-01-05T15:10:48+09:00
山形県立 東桜学館 中学校・高等学校
2022-12-12T09:55:15+09:00
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12月2日(金)に,後期6回目の東京大学「高校生と大学生のための金曜特別講座」の校内視聴を実施しました。今回は「経済学の功罪」と題し、高見典和先生(東京大学 教養学部 教養学科・准教授)がご講演くださいました。中学1年生3名、2年生2名、高校1年次38名が会議室で視聴しました。「今の私にとって経済学はただの社会の流れに過ぎない存在だと思っていたが、実際にはその中にメリット、デメリットが存在し、決して一つの大きなものとして捉えられないということを学んだ(高校1年Sさん)」、「経済学が、人間を富を獲得し、消費し、自分の経済的利害しか考えていない存在として捉え、その領域において一般的傾向を論じていたことを知り、興味深いと思った。単純化することで、完全には正しくなくとも、一定の判断をすることで世の中に役立てられているということがわかった(高校1年Kさん)」のように、新しい学びのある講座だったようです。次回の開催は1月20日の「人間と人工知能の協働」です。
2022-12-05T08:47:53+09:00
山形県立 東桜学館 中学校・高等学校
11月4日(金)に,後期4回目の東京大学「高校生と大学生のための金曜特別講座」の校内視聴を実施しました。今回は「量子の世界のフレミングの法則:ホール効果の物理」と題し、塩見雄毅先生(東京大学 教養学部 統合自然科学科・准教授)がご講演くださいました。中学1年生5名、2年生1名、高校1年次6名が会議室で視聴しました。「普段何気無く見ている磁石には、ホール効果、ローレンツ力など、様々な物理的現象が生じており、磁石という物質の状態を保つことだけでも、電子やスピン流が流れ続けているということが興味深かった。(高校1年Aさん)」のように、新しい発見のある講座だったようです。次回の開催は11月11日の「物語の〈裏〉を読む― 「山月記」「舞姫」って、ほんとは全然違う話かも?」です。
2022-11-07T08:25:01+09:00
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10月21日(金)に,後期3回目の東京大学「高校生と大学生のための金曜特別講座」の校内視聴を実施しました。今回は「人口問題の数学」と題し、稲葉寿先生(東京大学 理学部 数学科・教授)がご講演くださいました。中学1年生5名、高校1年次8名、2年次1名が大講義室で視聴しました。「人口の増減を数理モデル化することで、今後の人口変化をより簡単に推定できるようななることがわかった。世の中に存在する事象を数字化することはまだイメージしづらいものの、自然に起こることを数式化するところに面白さを感じた。また、自分の考慮したいものを数式の要素に加えることで、それについて式を作ることができるところに、柔軟性を感じた(高校1年Aさん)」のように、数学の新しい一面を知る貴重な講座だったようです。次回の開催は11月4日の「量子の世界のフレミングの法則:ホール効果の物理」です。
2022-11-04T19:20:27+09:00
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