7月8日(金)に,今年度7回目となる東京大学「高校生と大学生のための金曜特別講座」の校内視聴を実施しました。今回は講座の前に、Stanford e-Japanで全国から選抜された高校生と共に、英語で大学の講義を受け、議論しながら日米の比較研究を行った清水紘輔君(高校2年次)が最終報告書に書いた内容をプレゼンテーションしてくれました。日本の経済再生を科学技術関連の要素とGDPの相関から分析し、日本の研究者の数が少ないことが経済の発展を妨げているという結果から、研究者を育てる政策の必要性を提言する内容でした。
第7回の東大金曜講座では、「パラアスリートの脳――可塑性と再編能力――」と題し、中澤公孝先生(東京大学 教養学部 統合自然科学科・教授)が、パラリンピアンの脳と脳の代償性反応について紹介し、人間の脳の適応力について考察された講義を拝聴しました。中学1年生9人、2年生3人、高校1年次生20人が視聴し、最後には高校1年次のSH君が質問をして中澤先生から面白い視点だとお褒めいただきました。
1学期の校内視聴は今回で終了になり、次回は9月中旬以降に再開します。多くの生徒の参加を期待しています。
2025-01-15T11:33:46+09:00
山形県立 東桜学館 中学校・高等学校
2025-01-15T11:34:02+09:00
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6月10日(金)に,今年度5回目となる東京大学「高校生と大学生のための金曜特別講座」の校内視聴を実施しました。今回は「人はなぜ規制に従うのか、従わないのか――法社会学への招待」と題し、ディミトリ・ヴァンオーヴェルベーク先生(東京大学 法学部・教授)がご講演くださいました。中学1年生14名、2年生6名、3年生1名、高校1年次61名が大講義室で視聴しました。「大きな社会的課題の根底には、大衆の意識がとても関係していることを知った。人が規制に従うのか、という課題には、ルールに対する民衆の意識が関係していて、法社会学として、法律と社会との関係が”信頼”や”厳しさ”という要素を含んでいて、いかに大衆の”信頼”を得るのか、またそのために理解される程度で”厳しさ”をどう設定するべきなのかを考えなければいけないことを知った。(高校1年A君)」など、多くの学びがあったようです。次回の開催は6月17日「ワクチンを科学する:『面白い』を楽しみながら『役に立つ』を具現化するには」です。
2025-01-15T11:34:16+09:00
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2025-01-15T11:34:29+09:00
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5月13日(金)に,今年度3回目の東京大学「高校生と大学生のための金曜特別講座」を校内で視聴しました。今回は「焼跡と闇市の時代――石川淳「焼跡のイエス」を読む」と題し、逆井聡人先生(東京大学 教養学部 教養学科・准教授)がご講演くださいました。中学1年生5名、2年生3名、高校1年次17名,2年次1名が大講義室で視聴しました。冒頭の一文の長さ、リズム感、視点を上げて下げる、辞書的な意味と英訳との比較などの解釈を聴き、「今だからこそ気づける内容や解釈があるように、解釈は背景となる歴史や現在の状況を照らし合わせて読むことで、自分の解釈や新しい発見をすることができるということを知れた(高校1年)」学びを得たようです。次回の開催は5月27日「『働かない』働きアリの進化生態学」です。
2025-01-15T11:34:42+09:00
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5月6日(金)に,今年度2回目の東京大学「高校生と大学生のための金曜特別講座」を校内で視聴しました。今回は「不思議の国ロシア」と題し、小泉 悠先生(東京大学 先端科学技術研究センター・専任講師)がご講演くださいました。ウクライナ侵攻のニュースの影響もあったのか、ゴールデンウィークの狭間にも関わらず、中学1年生13名、2年生8名、3年生8名、高校1年次58名,2年次1名が大講義室で視聴しました。「大陸が繋がっているから文化の区切りも絶対的ではない」、「北方領土の問題がなぜ進まないのかがわかった」、「プーチン大統領の発言などを根拠にした世界観を学ぶことができた」など、多くの生徒が世界観・価値観が変容するような学びを得たようです。次回の開催は5月13日です。
2025-01-15T11:34:57+09:00
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4月22日(金)に,今年度最初の東京大学「高校生と大学生のための金曜特別講座」を校内で視聴しました。今回は「海と科学と三陸と――地方にある高等教育・研究機関の役割――」と題し、峰岸有紀先生(東京大学 大気海洋研究所・准教授)がご講演くださいました。日程的な影響からか少人数ではありましたが、高校1年次6名,中学2年生2名,1年生2名が参加し,大学の役割と地域創生について考える良い機会となりました。次回は5月6日に、「不思議の国ロシアを考える」です。なお、中学生は講義が終わる18時半に退出可能で、高校生は質疑応答の様子を見ながら19時前に解散になります。
2025-01-15T11:35:11+09:00
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12月3日(金)に,今年度後期8回目の東京大学「高校生と大学生のための金曜特別講座」を校内で視聴しました。今回は「社会調査の歴史から現代社会を考える」と題し、祐成保志先生(東京大学 文学部 人文学科 社会学専修課程・准教授)がご講演くださいました。高校1年次46名,中学2年生3名,1年生4名が参加し,社会学で調査の活用が飛躍的に拡大した20世紀半ばに焦点をあて,社会の見え方がどう変わったか,そして社会調査を可能にする条件とは何かを考える機会となりました。今年度の校内での当講座開催は今回で終了となります。今年は中学生が参加するようになり,また何度も試聴する生徒が増えました。来年度もまた多く生徒が学びの場としてくれることを期待しています。
2025-01-15T11:37:21+09:00
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11月1日金曜日の17時半より、中学3年生と高校1、2年次生の30名が参加して東大金曜講座を視聴しました。今回は東京大学教養学部 教養学科・准教授の鶴見太郎先生が「なぜ『ユダヤ人は金持ちだ』と言われるのか」と題して講義をしてくださいました。ユダヤ人がお金持ちというイメージには誇張があるそうで、そのように誇張されるようになった歴史を振り返る、良い学びの機会を頂きました。
【生徒の感想からの抜粋(敬称は男女ともにさん)】
古代ローマ時代、宗教上の理由で利子を取ることに抵抗があるキリスト教徒の代わりに、利子に抵抗のないユダヤ教徒の一部が金融業についてだけなのに、「金に汚い」「道徳より利益を優先する」などと言われるのはひどいと思う。よく宗教の違いで戦争が起こったりするのも、そういう考え方の違いからなのだなと改めて感じた。(高校1年次R. O.さん)
ステレオタイプや偏見というものは、日常生活でも多くあると思った。ラベリング理論のように悪循環が続いてしまうので、自分で確かめて、何を信じるか選択する必要がある。「ユダヤ人は金持ちだ」という考えには、宗教的な背景があることを知り、噂を発する側の意図を意図を考えるのも面白いと思いました。(中学3年 W.T.さん)
2020-01-11T14:15:19+09:00
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7月12日金曜日の17時半より、高校1年次生27名が参加して東大金曜講座を視聴しました。今回は東京大学教養学部統合自然科学科教授の大杉美穂先生が「動物の受精・発生の多様性」と題して講義をしてくださいました。冒頭の自己紹介では進路選択に関するお話もあり、また生物の授業で細胞分裂の授業を受けたばかりということもあって、良い学びの機会になったようです。
【生徒の感想からの抜粋(敬称は男女ともにさん)】
核を作る際に自分たちにとって都合が良くなるように、動物ごとに違いがあったりすることが面白かった。人間の体は私たちにとって一番身近なのにも関わらず、まだ解明されていない謎が多いため、人間の体は宇宙のように未知だと感じた。(K. S.さん)
研究も勉強も一つのことを続けるという意志はとても大切だと思った。受精は脊椎動物の中でも哺乳類は特別ということを知った。カエルなどは20~30分で受精卵が一度分裂し、7~8時間では1000以上の細胞に増えるが、哺乳類はとても遅いため、一度目の分裂も時間がかかるということが不思議だった。(M. A.さん)
2020-01-31T13:18:24+09:00
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