12月6日(金),後期第7回目となる東京大学主催「高校生と大学生のための金曜特別講座」の校内視聴を実施しました。今回は「言語と身体 ―コミュニケーションを支える様々な資源―」と題し,遠藤 智子先生(東京大学 教養学部 教養学科・准教授)がご講演くださいました。中学2年生が2名,3年生が1名,高校1年次14名が参加し,大講義室で視聴しました。
「日常の中のどの行動も『言語学』という視点から見れば意味があるものであることがわかった(高校1年生徒)」や「話し手に自信があるかどうかも視線に差異があり,身体動作は確実に言語と結びつきながらも,脳内の状態も表現することが個人的に面白かった(高校1年生徒)」など,コミュニケーションにおいて言語と身体がどのように協働するのか,を考える好機となりました。
今年度の校内視聴は今回で終了になりました。来年度も開講を予定していますので,奮ってご参加ください。
山形県立 東桜学館 中学校・高等学校
11月15日(金),後期第6回目となる東京大学主催「高校生と大学生のための金曜特別講座」の校内視聴を実施しました。今回は「身体のバネを活かすとは? ―力学から考える身体運動―」と題し,竹下 大介先生(東京大学 教養学部 統合自然科学科・准教授)がご講演くださいました。期末テストが近い日程にも関わらず,中学1年生が4名,2年生が2名,3年生が1名,高校1年次11名が参加し,大講義室で視聴しました。
「部活のトレーニングの質を向上できれば良いと,軽い気持ちでこの講義を受講したが,大学・高校の物理,現実世界に起こる事象の簡略化された図示など,自分がこれから学ぶことができる学問の楽しさに感動した(高校1年生徒)」や「運動中の腱に見られる共振が,建造物では橋を壊すこともあるということに驚いた(中学2年生徒)」など,力学の視点から「身体のバネ」を考える好機となりました。
次回は12月6日,遠藤 智子先生による「言語と身体 ―コミュニケーションを支える様々な資源―」を視聴します。今年度の校内視聴最終回になりますので,奮ってご参加ください。
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11月8日(金),後期第5回目となる東京大学主催「高校生と大学生のための金曜特別講座」の校内視聴を実施しました。今回は「クリスマスはいつ祝う?-コーカサスからみるキリスト教文化の多様性-」と題し,浜田華練先生(東京大学 教養学部 教養学科・准教授)がご講演くださいました。中学1年生が4名,2年生が5名,3年生が3名,高校1年次54名が参加し,大講義室で視聴しました。
「コーカサスのクリスマスは新年の祝い事でもあるということに驚いた。同じキリスト教でも,宗派によって祝う内容も日付も違うのが面白い。(高校1年生徒)」や「キリスト教だけでなく,イスラム教やヒンドゥー教,仏教など様々な宗教について調べてみたいと思った。(中学1年生徒)」など,クリスマスの受容のされ方を一例に,地域や宗派の違いによって多様な文化が形成されることを学びました。コーカサス地方という,生徒にあまりなじみのないと思われる地域の話題ではありましたが,クリスマスシーズンが近いためか,熱心に視聴する姿が見られました。
次回は11月15日,竹下大介先生による「身体のバネを活かすとは?-力学から考える身体運動-」を視聴します。奮ってご参加ください。
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10月25日(金),後期第4回目となる東京大学主催「高校生と大学生のための金曜特別講座」の校内視聴を実施しました。今回は「国難災害って何? 歴史から学ぶ巨大災害」と題し,目黒公郎先生(東京大学 生産技術研究所・教授)がご講演くださいました。中学1年生が6名,2年生が2名,3年生が1名,高校1年次16名が参加し,大講義室で視聴しました。
「人類が発展していく中で”共創”と”交易”が大事だと思いました(高校1年生徒)」や「災害はいつ発生するかわからないから死者をゼロにすることは難しい。でも、わからないならわからないなりの対策をとることで少しでも死者を減らすことにつながると思った(中学1年生徒)」など,日本の歴史上起こった災害と社会の出来事を関連させながら、当時の日本人はどのように行動したのか、昨今日本で頻繁に起きる自然災害にたいして日本はどうしていくべきかについて学びました。また、講座の最後には中高生に向けて「思い立った日が吉日、思ったらすぐ行動せよ」という熱いメッセージをいただきました。
次回は11月8日,浜田華錬先生による「クリスマスはいつ祝う?-コーカサスからみるキリスト教文化の多様性-」を視聴します。奮ってご参加ください。
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10月18日(金),後期第3回目となる東京大学主催「高校生と大学生のための金曜特別講座」の校内視聴を実施しました。今回は「星の死:超新星爆発」と題し,諏訪 雄大先生(東京大学 教養学部 学際科学科・准教授)がご講演くださいました。中学1年生が5名,2年生が3名,3年生が2名,高校1年次68名が参加し,大講義室で視聴しました。
「中性子が電子を持たないからこそ超新星爆発が起こるという論文が,中性子が発見されてから2年後に出されたことや,マルチメッセンジャー天文学,超新星爆発のシミュレーションの進化など,21世紀の天文学の話がとても興味深く,もっと自分でも調べて理解したいと思いました(高校1年生徒)」や「今日の講義を通して,夢を追いかけ続けることの大切さを改めて感じた。私も生きているうちにベテルギウスの超新星爆発によって起きる変化を見てみたいと思う(中学1年生徒)」など,星の一生とその最後に起こる大爆発の謎と21世紀の新しい天文学に刺激され,新しいものの見方や考え方を知ることができたようです。
次回は10月25日,目黒 公郎先生による「国難災害って何? 歴史から学ぶ巨大災害」を視聴します。奮ってご参加ください。
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10月11日(金),後期第2回目となる東京大学主催「高校生と大学生のための金曜特別講座」の校内視聴を実施しました。今回は「ゲーム理論がおもしろい」と題し,松井彰彦先生(東京大学 経済学部 経済学科・教授)がご講演くださいました。中学1年生が5名,2年生が2名,3年生が3名,高校1年次39名が参加し,大講義室で視聴しました。
「高校までの経済学は, 経済のことを学ぶが, 大学以降の経済では人と人とのつながりを学ぶということが新たにわかり, なるほどと思った(高校1年生徒)」や「ゲーム理論という新しい見方で障害についてとらえることで新しい考え方を多く知ることができた。見方を変えるだけで全く違う考え方があり, 改めて様々なものの見方や学問などは人間の考え方に基づいていることが実感できた(中学3年生徒)」など,ゲーム理論、経済学について新しいものの見方や考え方を知ることができたようです。
次回は10月18日,諏訪 雄大先生(東京大学 教養学部 学際科学科・准教授)「星の死:超新星爆発」を視聴します。奮ってご参加ください。
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7月7日(金)に東京大学「高校生と大学生のための金曜特別講座」の前期第6回校内視聴を実施しました。今回は「機械に人間らしく言葉を使わせるためには?」と題し,大関洋平先生(東京大学 教養学部 教養学科・講師)がご講演くださいました。中学生10名,高校1年次72名が大講義室で視聴しました。「ChatGPTのように,AIの発達が著しくなってきているが,人間のような思考をするには,人間自体のクセのデータの積み重ねが重要だとわかった(高校1年次K.Oさん)」「言語に文系というイメージがあったが,科学や工学の観点からのアプローチも融合させて互いの知見を生かすという所がとてもおもしろいと思った。(高校1年次K.Kさん)」のように,研究の奥深さ,面白さが伝わる講演でした。これで前期分の視聴は終了し,夏休み明けから後期分の視聴となります。
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6月16日(金)に東京大学「高校生と大学生のための金曜特別講座」の前期第5回校内視聴を実施しました。今回は「小さなRNAは今日も奮闘中:同一ゲノムから細胞多様性を導くための戦略とは」と題し,塩見美喜子先生(東京大学 理学部 生物化学科・教授)がご講演くださいました。中学1年生4名,2年生1名,3年生1名,高校1年次29名が大講義室で視聴しました。「今回の講座を聞いて生物という教科を突きつめることの意義,RNA・DNAの深さについてより知ることができた。授業で習っていたために知っていたところもあったが,知らなかったところが多く,内容もとても興味深いものがあった。…とても神秘的なものだなと感じた。生物の細胞の仕組みを全て知るということは,見えない事を一つ一つ見つけ出すということだと感じ,生物の面白さの本質かなと考えさせられた(高校1年I.H.さん)」のように,多くのことを学ぶ機会となった講演でした。次回が前期の本校での視聴は最終回で,7月7日の「機械に人間らしく言葉を使わせるためには?」となります。
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5月26日(金)に東京大学「高校生と大学生のための金曜特別講座」の前期第4回校内視聴を実施しました。今回は「深層学習の原理に迫る ──数学の挑戦──」と題し,今泉允聡先生(東京大学 教養学部 統合自然科学科・准教授)がご講演くださいました。中学1年生7名,2年生3名,3年生1名,高校1年次23名が大講義室で視聴しました。「人工知能の深層学習・ディープラーニングという言葉は知っていたものの,それがどのような構造・システムなのかの知識は皆無だったが,わかりやすい例でAIのいろはを知ることができ,とても為になった。AIの深層学習の原理はわからない,ということにとても驚いたけれど,よくわからないけれど後から原理・理屈を考えるという考え方も取り入れたい(高校1年S.J.さん)」のように,深層学習の理解から先生の研究経歴からも,多くのことを学ぶ機会となった講演でした。次回の本校での視聴は,6月16日の「小さなRNAは今日も奮闘中:同一ゲノムから細胞多様性を導くための戦略とは」となります。
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5月12日(金)に東京大学「高校生と大学生のための金曜特別講座」の前期第3回校内視聴を実施しました。今回は「『不思議』なる災害認識 ──鴨長明『方丈記』を読む──」と題し,木下華子先生(東京大学 文学部 人文学科・准教授)がご講演くださいました。中学1年生3名,2年生3名,高校1年次44名が大講義室で視聴しました。「長明の因果関係を結びつけない意図やさりげない言葉で地獄絵を人々に連想させる力,災害から約30年後であっても明確な表現の素晴らしさ,その時代でもここまでできる長明の能力の高さに驚いた。東北の人間として,東日本大震災が地震という言葉を聞くと思いつくが,当時3歳だった私たちの世代が今後伝えられることは何かと考えさせられた。過去に生きる,固執する,ということではなく,また,忘れるということでもなく,過去に学べるという考えを大切にしていきたい(高校1年S.A.さん)」のように,研究の面白さだけでなく,多くのことを考える機会となった講演でした。次回の本校での視聴は5月26日の「深層学習の原理に迫る ──数学の挑戦──」となります。
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