SSH関連カテゴリー: 中学生のSSH関連

2023年度ユネスコスクール 北海道・東北ブロック大会に参加してきました!

2023年12月23日(土)、宮城教育大学において開催された2023年度ユネスコスクール北海道・東北ブロック大会に発表者として本校高校2年次生3名と、見学者として高校1年次生3名と中学3年生1名の計7名が参加しました。ユネスコスクールに加盟する北は北海道から南は福島までの小学校、中学校、高校の各校代表生徒が集い、日頃の探究型学習・課題研究の成果発表をプレゼンテーション形式で行いました。本校からは「旅行者にも働く人にも愛される観光地を目指して~COMTOLプロジェクトin蔵王~」というタイトルで高校2年次3名の生徒が、観光を核とした街づくりをテーマに研究発表をしました。3人の発表の中では前のグループの発表を聞いて話が繋がるように直前に原稿を少しアレンジしたり、参加者に質問をして注意を引き付けたりして、工夫されたプレゼンテーションで会場を盛り上げました。普段あまり聞く機会のない小学生や中学生によるレベルの高い研究発表にも触れ、研究の新しい視点も得たようです。また、見学にきた高校1年次生や中学3年生にとっては、今後の探究活動や生徒会活動でも生かせるアイディアを得たようでした。

令和5年度「未来創造プロジェクト」中間発表会・生徒交流会を実施しました!

10月11日(水)に、本校の高校2年次生が中心となり「未来創造プロジェクト」中間発表会・生徒交流会を実施しました。この会では、中学校3年生と高校1年次生が高校生2年次生の研究発表を見学し、質疑応答を通してお互いに学びを深め合いました。また、研究アドバイザーとして、山形大学理学部栗山恭直教授や山形県立保健医療大学保健医療学部遠藤恵子教授など多くの先生方にご出席いただき、生徒の皆さんが行った全ての研究に様々なアドバイスを頂きました。さらに、この中間発表会では、県内から寒河江高校・長井高校・上山明新館高校・酒田東高校・村山産業高校、県外から岩手県立水沢高校より総勢86名もの高校生にご参加いただき、より活発な発表会となりました。そして、発表会終了後、本校生徒23名と他校の生徒の皆さんが小グループを作り、生徒交流会も行いました。ここでは普段の探究活動の取り組み状況や悩みなどを自由に話し合い、お互いに情報の共有化を行いました。これらの機会を経験し、今後の成果発表会に向けて更なる深化を期待しています。

 

中学校 未来創造プロジェクト 意見交流会を実施!

9月1日(金)中学全学年において、これまでの探究活動の成果を発表し合い、意見を交流しました。東北芸術工科大学より5名、山形大学より1名の先生方、そして山形大学理学部の学生6名(本校の卒業生)も助言者として来校いただきました。全学年、活発な発表が行われ、聞き手も疑問点を発表者に積極的に質問し、共によりよい探究となるようにと発言する前向きな姿勢が印象的でした。この意見交流会を通して、これまでの探究活動に新たな気づきが加わりました。今後はフィールドワークに臨み、さらなる探究の深まりをめざしていきます。

第6回 東桜サイエンスラボを実施しました!

2023年度も、本校において地域の小中学生を対象にした親子実験教室「東桜サイエンスラボ」を企画し、8月4日(金)はコース2と4、8月19日(土)はコース1と3を実施しました。コロナ禍から明けて制限のない環境での実施となったラボですが、どの講座も大盛況で、38組の親子の皆様が参加してくださいました。今年は、この事業の講師とそのティーチングアシスタント(TA)の多くがSSH事業の一環として実施している沖縄・西表フィールドワークに参加し、台風の影響で8月4日までに山形へ戻って来られなくなりました。そのため、講座1と3は日程を変更して8月19日(土)に実施しました。各コースは以下の通りです。なお、コース1については、探究部の高校生が講師となり多くの実験講座を計画・実施するという内容で、大いに盛り上がりました。また、探究部の中学生も各講座においてTAとして、実験補助を積極的に行っていました。

コース1…科学実験Quiz(高校生とのふれあいを通して、クイズ形式で様々な実験を行います。)

コース2…身近なもので発電しよう(身の回りにある物を用いた簡単な電池作りと様々な反応を行います。)

コース3…化石レプリカを作ろう(化石標本から型を取り、本物そっくりな化石レプリカを作ります。)

コース4…DNAを見てみよう(自分の細胞を観察した後、そのDNAを取り出しペンダントを作ります。)

【参加者の声】

コース1:4つの実験はどれも息子の興味を引くもので、楽しみながら知識を吸収することができたと思います。高校生の方々も面倒見が良く、火炎実験ではとてもわかりやすく説明してくださいました。いい経験になりました。ありがとうございました(保護者)

コース2:理科は好きではなかったけど、今日の実験は楽しかったです。(児童)

コース3:進化の解説がとてもおもしろかったです。ありがとうございました(児童)

コース4:とても楽しく学ぶことができました。有意義な時間を過ごすことが出来ました。先生もアシスタントの生徒さんも親切に教えてくださり、わかりやすかったです。ペンダントも大切にします。親子でリフレッシュできました。(保護者)

コース1 高校生による実験説明と演示実験

コース2 実験風景

コース3 中学生による実験補助(レプリカ取り出し)

コース4 中学生によるスポイト操作補助

未来創造プロジェクトの取り組みが山形新聞に掲載されました

中学校2年生の未来創造プロジェクトの取り組みが、7月24日の山形新聞に掲載されました。

中学2年のテーマは「やまがたの未来をデザイン(よりよく)する」です。キーワードは「うごく・つながる」で、社会とのつながりの大切さや山形への愛着心を育て、社会や地域のために自分たちが行動していくことをねらいとしています。

未来創造プロジェクト成果物展覧会における公開発表会を実施しました!

7月26日(水)~8月1日(火)まで、東根市公益文化施設 まなびあテラス 市民ギャラリーにて昨年度の高校2年生と中学生が行ってきた未来創造プロジェクト(課題研究)の成果物展覧会(ポスター掲示)を実施しました。その期間の中で、7月29日(土)10:30からは昨年度の中学校3年生(現高校1年生)の2つのグループが、11:30からは昨年度高校2年生(現高校3年生)の3つのグループの生徒達が実際の会場にて、市民の皆様へスライドによる研究発表を行いました。大変多くの市民の皆様にご清聴いただきました。ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。今後も様々な形で、未来創造プロジェクト(課題研究)における成果の発信・普及を実施してきたいと考えています。

未来創造プロジェクト成果物展示会 山形県議会ギャラリーにて開催

HP(県議会ギャラリー展示)

 

 

中学生:未来創造プロジェクト始まりました!

中学3年未来創造プロジェクト【ガイダンス】

中学2年未来創造プロジェクト【地域創生講話】

未来創造プロジェクトの取組みが山形新聞に掲載されました

中学2年での未来創造プロジェクトの取組みが地域とつながり、4月1日の山形新聞に掲載されました。

第5回東桜サイエンスラボを実施しました

2022年7月23日㈯(コース1,3,4)、8月6日㈯(コース2)本校において地域の小中学生を対象とした親子実験教室「東桜サイエンスラボ」を行いました。

コロナウイルス感染症が収まらないため、昨年同様に受講者を限定して実施しました。39組78名ほどの小学生とその家族の方が参加してくださいました。本校中学・高校の探究部員もティーチングアシスタント(TA)として参加し、実験の補助をしました。

実験教室は次の4つのコースです。

 

コース1:気圧を感じよう(真空中の食べ物の姿は?などの真空実験とポンポン船を走らせます。)

コース2:身近なもので発電しよう(身の回りにある物を用いた簡単な電池作りと様々な反応を行います。)

コース3:化石レプリカを作ろう(化石標本から型を取り、本物そっくりな化石レプリカを作ります。)

コース4:水棲昆虫を観察しよう(講座の中で、各自で白水川へ移動していただきます。川に入り、生き物採集を行い、種類や数を調べることで川の性質を判定します。)

 

オープニングは探究部で開会行事と演示実験です

    

コース1 TAと一緒に作業をしています      ポンポン船動け!

    

コース2  蓄光アクセサリーを作っています

      

コース3 化石の型を取っています          TAも手伝って石こうを流し込みます

    

コース4 あいにくの小雨の中白水川で採集しました   実験室で水生生物の観察です

    

【参加者の声】

・中高生が親切に教えてくださり、うれしかったです。難しい内容でしたが楽しく学ぶことができました。(コース1・保護者)

・先生の説明がわかりやすかったので、楽しんで実験をすることができた。高校生のTAさんがやさしかった。電池はすごい。(コース2)

・化石の事についてよく分かった。これからもほかの事を調べたりしていろんな事を知りたい。(コース3)

・今回のサイエンスラボに参加してみて、白水川の水質環境を知ることができてよかったです。また、水生昆虫についての興味を持ちました。(コース4)

 

【TA生徒の声】

・人に理解してもらえるとうれしいとあらためて思います。人にどう理解してもらえるか工夫は難しいと思った。(高校生)

・休憩時間や準備の時間に役割分担をスムーズに決める事が出来たのでよかった。また、困っていそうな人に積極的に声をかけられた。(高校生)

・人と話すことでコミュニケーション能力が成長した。楽しかった。また、来年もTAをやりたい。(中学生)

・参加した小学生が知らない生き物やめずらしい生き物を見つけて楽しんでいたので、自然を守り、自然とふれあうことで科学への関心を高めてもらう活動を続ける責任を感じた。(中学生)