SSH関連カテゴリー: R05年度

R05 後期第2回 校内東京大学金曜講座開催

10月20日(金)に東京大学「高校生と大学生のための金曜特別講座」の後期第2回校内視聴を実施しました。今回は「折る・詰む・編む:かたちがつなぐSTEAM協働」と題し,舘 知宏先生(東京大学 教養学部 学際科学科・教授)がご講演くださいました。中学1年生から3年生がそれぞれ1名ずつ,高校1年次8名が大講義室で視聴しました。「手だけでなく、コンピュータも利用した折り紙の世界の広さを感じた。複数の点から垂直二等分線を用いて折ったり、ボロノイ図を用いて折ったりなど、細かい技術を組み合わせて作品が出来上がっていると知った。(高校1年S.Y.さん)」といった感想のように,折り紙の学際的研究を感じる貴重な機会となった講演でした。次回は10月27日の「多角的に史実を見る:北アフリカ植民地史研究の現場から」となります。

R05 後期第1回 校内東京大学金曜講座開催

10月6日(金)に東京大学「高校生と大学生のための金曜特別講座」の前期第5回校内視聴を実施しました。今回は「フランス美術を通して知る西洋の文化・歴史・思想」と題し,松井裕美先生(東京大学 教養学部 教養学科・准教授)がご講演くださいました。中学2年生2名,3年生2名,高校1年次75名が大講義室で視聴しました。「美術史を研究する意義としては作品に込められた思いや、芸術家の考えを丁寧に解きほぐしていったり、作品と対峙して、歴史的な意味を考えることだと分かった。絵画を鑑賞する時には、今回の講座を参考にし、分析しながら、絵の本質を捉えられるといいなと思った(高校1年I.H.さん)」といった感想のように,多くのことを学ぶ機会となった講演でした。次回は10月20日の「折る・詰む・編む:かたちがつなぐSTEAM協働」となります。

中学校 未来創造プロジェクト 意見交流会を実施!

9月1日(金)中学全学年において、これまでの探究活動の成果を発表し合い、意見を交流しました。東北芸術工科大学より5名、山形大学より1名の先生方、そして山形大学理学部の学生6名(本校の卒業生)も助言者として来校いただきました。全学年、活発な発表が行われ、聞き手も疑問点を発表者に積極的に質問し、共によりよい探究となるようにと発言する前向きな姿勢が印象的でした。この意見交流会を通して、これまでの探究活動に新たな気づきが加わりました。今後はフィールドワークに臨み、さらなる探究の深まりをめざしていきます。

MONO-COTO INNOVATION 2023 第2位入賞

一般社団法人CREATION DRIVE SUPPORTED by 株式会社CURIO SCHOOL主催の「MONO-COTO INNOVATION2023」に中学3年 森谷条治さんが参加し、所属のチームがこの度、第2位に入賞しました。7月31日(月)から8月4日(金)の4泊5日のプログラムで、今年度は、500名を超える応募があり、選考を通過した中学生・高校生80名が全国から集まり、合宿形式でデザイン思考を活用しながら革新的なアイデア創造に挑戦しました。参加者は4人1チームになり、プロのデザイナーやエンジニアによるメンタリングを受けながらアイデア創造に取り組みました。本校の探究学習である「未来創造プロジェクト」でも中学1年からデザイン思考を学んでいます。これまでの学びが生きた嬉しい活躍となりました。

第6回 東桜サイエンスラボを実施しました!

2023年度も、本校において地域の小中学生を対象にした親子実験教室「東桜サイエンスラボ」を企画し、8月4日(金)はコース2と4、8月19日(土)はコース1と3を実施しました。コロナ禍から明けて制限のない環境での実施となったラボですが、どの講座も大盛況で、38組の親子の皆様が参加してくださいました。今年は、この事業の講師とそのティーチングアシスタント(TA)の多くがSSH事業の一環として実施している沖縄・西表フィールドワークに参加し、台風の影響で8月4日までに山形へ戻って来られなくなりました。そのため、講座1と3は日程を変更して8月19日(土)に実施しました。各コースは以下の通りです。なお、コース1については、探究部の高校生が講師となり多くの実験講座を計画・実施するという内容で、大いに盛り上がりました。また、探究部の中学生も各講座においてTAとして、実験補助を積極的に行っていました。

コース1…科学実験Quiz(高校生とのふれあいを通して、クイズ形式で様々な実験を行います。)

コース2…身近なもので発電しよう(身の回りにある物を用いた簡単な電池作りと様々な反応を行います。)

コース3…化石レプリカを作ろう(化石標本から型を取り、本物そっくりな化石レプリカを作ります。)

コース4…DNAを見てみよう(自分の細胞を観察した後、そのDNAを取り出しペンダントを作ります。)

【参加者の声】

コース1:4つの実験はどれも息子の興味を引くもので、楽しみながら知識を吸収することができたと思います。高校生の方々も面倒見が良く、火炎実験ではとてもわかりやすく説明してくださいました。いい経験になりました。ありがとうございました(保護者)

コース2:理科は好きではなかったけど、今日の実験は楽しかったです。(児童)

コース3:進化の解説がとてもおもしろかったです。ありがとうございました(児童)

コース4:とても楽しく学ぶことができました。有意義な時間を過ごすことが出来ました。先生もアシスタントの生徒さんも親切に教えてくださり、わかりやすかったです。ペンダントも大切にします。親子でリフレッシュできました。(保護者)

コース1 高校生による実験説明と演示実験

コース2 実験風景

コース3 中学生による実験補助(レプリカ取り出し)

コース4 中学生によるスポイト操作補助

【SS総合探究Ⅱ】2年次生がFWを行いました

令和5年7月21日(金)、24日(月)の2日間、また、それぞれ夏休みの時間を使って高校2年次生がSS総合探究Ⅱの一環でフィールドワークを行い、各グループの探究テーマに沿って企業や官公庁などを訪問しました。文系テーマの「東根市の小中学生に国際理解の新しい価値観をもたらすことはできるのか」について探究をしているチームは、仙台市のJICA東北を訪問し、彼らのメインの調査地域であるアフリカの基礎知識や現状、アフリカでのJICAの取り組みに加え、国際支援の仕組みやセオリーについても担当の職員の方から説明を受けました。生徒たちはそれぞれに疑問を持ち、講話を聞いた後は活発な質疑が行われました。今回JICA東北を訪問した3名のうち2名の生徒は文部科学省の留学支援プロジェクト「トビタテ留学JAPAN」から支援を受け、この訪問後ルワンダに渡航しました。日本、海外それぞれでのフィールドワークを経て、探究活動がさらに深まることが期待されます。

JICA東北訪問の様子

また、校内では理系の探究テーマに取り組んでいる複数のグループの生徒に向け、株式会社山形テレビが主催する「環境SDGsワークショップ」の一環で、山形大学理学部教授 栗山恭直先生に本校へお越しいただき、SDGsの視点で科学的な課題にアプローチする手法について講演いただきました。講演後は各グループの探究内容に関するご助言をいただき、参加生徒にとって有意義な時間になったようです。

環境SDGsワークショップ栗山恭直教授の講座の様子

夏休みが明けると2年次生は10月11日に行われる中間発表会に向けて、追実験・調査を行ったりポスター発表などの準備をすることになります。今後の2年次生の探究活動での活躍にもご期待ください。

スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会に参加しました!

令和5年8月9日(水)と10日(木)に、兵庫県神戸市の神戸国際展示場にて行われた「スーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会」に発表者高校3年生4名と見学者高校1年生2名の生徒が参加しました。今年度は新型コロナウイルス対策が多少緩和され、参加生徒の保護者の入場もある中で、国内約220校が一堂に会した発表会となりました。

本校からは、『伸縮する折り紙構造』について研究していたチームが参加しました。生徒たちは、校内での発表のみならず、東北地区サイエンスコミュニティ研究校発表会や他県のSSH校における成果発表会などで経験を積み、その都度助言を頂きました。また、本校と連携協定を結んでいる山形大学理学部の栗山恭直教授の協力もいただき、研究を深めてきました。

当日は、多くの参加者の方から様々なアドバイスや講評をいただきました。また、参加生徒は、他校の生徒の発表を拝聴する際も、発表者の説明に聞き入り、積極的に質疑を交わしていました。最後には、質疑で物足りず持論をぶつけて熱く議論する生徒もいました。やはり発表会は、オンラインなどではなく、対面で直接コミュニケーションを図るところに醍醐味があると実感する2日間でした。

令和5年度 東桜サイエンスラボ開催します!

東桜サイエンスラボ

コース1・3 参加者 各位

サイエンスラボのコース1(科学実験Quiz)とコース3(化石レプリカをつくろう)は、8月19日(土)予定通り実施いたします!

9時~9時20分まで受付(コース1:物理地学実験室、コース3:理科室B)

9時30分~11時30分(コース1:物理地学実験室、コース3:理科室B)

参加の皆様は、生徒昇降口よりお入りいただき、直進後、階段を昇り2Fへ。左折すると各実験室があります。冷房は入っておりますが、大変暑いので飲み物をご持参ください。また、筆記用具もご持参ください。


東桜サイエンスラボ

コース2・4 参加者 各位

サイエンスラボのコース2(身近なもので発電しよう!)とコース4(DNAを見てみよう!)は、8月4日(金)予定通り実施いたします!

9時~9時20分まで受付(コース2:化学実験室、コース4:生物実験室)

9時30分~11時30分(コース2:化学実験室、コース4:生物実験室)

参加の皆様は、生徒昇降口よりお入りいただき、直進後、階段を昇り2Fへ。左折すると各実験室があります。冷房は入っておりますが、大変暑いので飲み物をご持参ください。


東桜サイエンスラボ

コース1・3 参加者 各位

この度は、東桜サイエンスラボに応募いただき、ありがとうございます。さて、本校の教員と生徒がスーパーサイエンスハイスクール事業の一環として、今現在、沖縄石垣島・西表島へ研修に行っております。その引率教員と生徒の中に、サイエンスラボの講師と講師補助生徒が多数おり、コース1(科学実験Quiz)とコース3(化石レプリカをつくろう)の講座が8月4日(金)に実施不可能となりました。そこで大変恐縮ではございますが、上記の1と3のコースを8月19日(土)午前9時30分から午前11時30分へ変更させていただきたく存じます。同様の内容の案内を各個人のメールアドレスに送信いたしましたので、ご確認いただき、参加の有無をメールにてご連絡ください。

日程等:8月19日(土)9時~9時20分 受付:コース1(物理地学実験室:北棟2F)、コース3(理科B実験室:北棟2F)生徒昇降口からお入りください。

9時30分~11時30分 各講座(各実験室にて)

講座の内容は初めのご案内の通りです。

つきましては、講座への参加・不参加の意向を参加児童の名前も必ず記入の上、下記アドレスへメールにて8月7日(月)17時までご連絡をお願いします。

山形県立東桜学館高等学校 研究課 紺野陽人

メール:touohssh@touohgakkan.ed.jp    TEL:0237-53-1540


フォームでご応募いただいたすべての方に連絡を致しました。

申し込んだのに、メールが届かないという方がいましたら、募集要項に記載のメールアドレスへご連絡下さい。


現在、募集定員を超過したコースが多数あるため、募集を停止しました。

今後、先着での抽選の結果をお伝え致します。また、漏れた方のうち先着順で他コースで受講が可能かどうかのご連絡もメールで致します。フォームで送信したすべての方にご連絡がありますので、募集要項に記載のメールアドレスからの受信ができるようにしておいてください。


毎年恒例の小学生及びその保護者、中学生を対象とした東桜サイエンスラボを、今年も実施します!

実施要項は以下の通りですので、ご覧ください。なお、例年と日程が違っておりますので、ご注意ください。

本年度は参加者を各コース先着10組20名を定員とします。

募集期間は7月5日(水)10:00から行いますので、サイエンスラボの実施要項をよくお読みいただき、ご応募ください。なお、申し込みの際は、本校HPへのアクセスが集中するとサーバーがダウンする可能性があります。そのため、事前に申し込みフォームにアクセスしURLをブックマークとして保存していただく等、本校HPを介さずにお申し込みいただくことにご協力ください。多数のご参加をお待ちしております。

【サイエンスラボの案内】

R5 サイエンスラボ募集要項

 

【サイエンスラボ申し込みはこちらに!】

R5 サイエンスラボ申し込みフォーム

令和5年度山形県立東桜学館高等学校 2年次生SSH課題研究「未来創造プロジェクト」中間発表会開催のお知らせ

10月11日(水)12:30~15:30に本校において、高校2年次生が全員で取り組んでいる課題研究の中間発表会を行います。

山形県内外の高校を招いて、対面における合同での研究成果発表会を行いたいと思います。

発表で参加、または見学(生徒・教員)を希望する場合には、下の要項をご覧いただきお申し込みください。なお、保護者の見学は実施しておりませんのでご了承ください。

R5 中間発表会のお知らせ

R5 参加申込書

未来創造プロジェクトの取り組みが山形新聞に掲載されました

中学校2年生の未来創造プロジェクトの取り組みが、7月24日の山形新聞に掲載されました。

中学2年のテーマは「やまがたの未来をデザイン(よりよく)する」です。キーワードは「うごく・つながる」で、社会とのつながりの大切さや山形への愛着心を育て、社会や地域のために自分たちが行動していくことをねらいとしています。