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R5年度 SSH講演会を実施しました

11月30日に東北大学大学院生命科学研究科 渡辺 正夫 教授をお招きして,1年次の生徒を対象にSSH講演会を実施しました。

「『SSH課題研究を始めるに当たって』—高校でのSSH,課題研究が大学,大学院での研究につながる。。。—」というタイトルで講義をしていただきました。課題研究の意義や,テーマ設定からResearch-Questionへの導き方などについて,渡辺教授がこれまで経験されてきたことを踏まえて,とてもわかりやすく講義してくださいました。

生徒からは,「『探究とはどういうものか』ということを初心に戻って考えることができました。そのときの1回きりで終わるようなものではなく,いつか思い出して役に立たせたり,探究を通して自分自身を成長させたいと思います。」「失敗することで学べること,失敗からしか得ることができない経験もたくさんあるので,失敗を怖がらずにどんどん挑戦し,今の自分よりももっと成長できるようになりたい。」などの感想が寄せられました。また,講義の最後には生徒からたくさん質問が出ました。

1年次の生徒は1月下旬頃から班決めを行い,テーマ設定やグループ活動を行います。今回講演から学んだことを生かして,実りある探究活動を目指したいと思います。

 

講演会の後の時間で,さらに高校2年次生2名の課題研究についてもご指導いただきました。対照実験をする植物の選び方や実験の結果の示し方,これまでの研究から得られた結果にどのようなストーリを持たせて発表するかなど具体的にご指導いただきました。指導を受けた生徒のみならず,教員にとってもどう生徒の研究に助言を与えるか非常に勉強になりました。

SSH講演会を開催しました。

7月17日(火)に高校2年次生徒全員対象に、SSH講演会を開催しました。東北大学大学院生命科学研究科の渡辺正夫教授を講師に迎え、「SSH課題研究を始めるに当たってー高校のSSH、課題研究が大学院での研究につながるー」という演題で講義をいただきました。

2年次生は現在、課題研究のリサーチクエスチョンが決まって、夏季休業に向けて実験・観察・調査・アンケート等のデータ収集を行う計画を立てている時期です。先生からはデータの取り方や、まとめ・論文の書き方等にいたる具体的なお話をしていただき、課題研究の重要性を確認する機会となりました。さらに、自分の人生経験をもとに、自分を振り返ること、キャリアアップについて等の進路選択に当たってのお話も、分かりやすく聴かせていただきました。最後の質問コーナーでも、時間が足りないくらい生徒からの質問があり、先生からはそれぞれの質問に丁寧に答えていただきました。渡辺先生、ありがとうございました。

<生徒の感想>

今日改めて課題研究の重要性について講義を聴き、自分の研究の仕方を見直す必要があると感じた。また、レポートは研究の中で本当に大切なものであり、自分の言葉で表現し、発表することは大変なことだと思った。大変ではあるが、努力していきたい。様々なことにトライして自分の興味・関心を広げ、人生において本当に自分がやりたいことを見つけていきたい。(理系・女子)

今日のお話を聴いて、私たちが取組む課題研究は自分たちの目標達成に近づくためのものであって、とても良いチャンスをいただいているんだと感じた。私たちのグループでは、大学の先生にアドバイスをいただけることになったものの、明確な構想を考えることができていません。先生がおっしゃったようにグレーゾーンにtryし精度の高い研究にするためにも、しっかりとした構想を練り、考えを示すことができるように計画を立てるべきだと思った。(理系・女子)

自分は文系であることもあり、「SSHは理系に関わること」と思っていたのだが、そういう訳ではないことが理解できた。文系でも科学的な視点から物事を見たりすることや、理数科目と他の科目をつなげて考えてみたりすることが大事だと思った。また、課題研究は普段の生活にも活かせることがたくさんあることが分かった。まずは先生の「最近の高校生に思うこと」のスライドにあった5つの項目をしっかり実行したいと思った。(文系・男子)

 

 

 

 

 

 

渡辺先生の講演の様子             門間君のお礼の言葉