11月13日17時半より,高校1年次生31名が参加して岡迪尚地先生(東京大学 教養学部 教養学科・准教授)による「国家債務危機と金融危機」の講義を視聴しました。日本の国家債務の話など,高校生にもわかりやすい講義で,経済学に対する関心を高めることが出来ました。なお,次回11月20日(金)東京大学総長の講義は希望者が自宅などで視聴することになっており,後期の最終回となる校内視聴は12月 4日の予定です。
<生徒の感想から>
経済学は,経営者のための学問で自分にはあまり関係のない学問分野だと思っていたけれども,国家の財政に関する研究もしていることを知り,自分が思っているよりも身近で興味深い学問だったんだと感じた。今,日本が多くの借金を抱えていることは知っていたけれど,破綻したらどうなるかは知らなかったので,今回の話を聞いてものすごく危機感を感じた。しかし,そう簡単に解決できる課題でもないから,危機感と共に,難しさ,複雑さも感じた。国民一人一人に関係することだから,もっと目を向けて考え続けていきたいと思った。(K. T.さん)
今日は私の普段の生活では触れることのない,国家債務危機と金融危機という講義を通して,日本の経済の現状や対策など,新しい知識をつけられただけでなく,経済の本質的なところや,大切にするべきところまでをも教えて頂けたと思います。私たちに対するメッセージとして「品格を持つことが最後には必要になってくる」という言葉が心に残りました。Cool head, but warm heartを心掛けたいです。(O.O.さん)