2023年度も、本校において地域の小中学生を対象にした親子実験教室「東桜サイエンスラボ」を企画し、8月4日(金)はコース2と4、8月19日(土)はコース1と3を実施しました。コロナ禍から明けて制限のない環境での実施となったラボですが、どの講座も大盛況で、38組の親子の皆様が参加してくださいました。今年は、この事業の講師とそのティーチングアシスタント(TA)の多くがSSH事業の一環として実施している沖縄・西表フィールドワークに参加し、台風の影響で8月4日までに山形へ戻って来られなくなりました。そのため、講座1と3は日程を変更して8月19日(土)に実施しました。各コースは以下の通りです。なお、コース1については、探究部の高校生が講師となり多くの実験講座を計画・実施するという内容で、大いに盛り上がりました。また、探究部の中学生も各講座においてTAとして、実験補助を積極的に行っていました。
コース1…科学実験Quiz(高校生とのふれあいを通して、クイズ形式で様々な実験を行います。)
コース2…身近なもので発電しよう(身の回りにある物を用いた簡単な電池作りと様々な反応を行います。)
コース3…化石レプリカを作ろう(化石標本から型を取り、本物そっくりな化石レプリカを作ります。)
コース4…DNAを見てみよう(自分の細胞を観察した後、そのDNAを取り出しペンダントを作ります。)
【参加者の声】
コース1:4つの実験はどれも息子の興味を引くもので、楽しみながら知識を吸収することができたと思います。高校生の方々も面倒見が良く、火炎実験ではとてもわかりやすく説明してくださいました。いい経験になりました。ありがとうございました(保護者)
コース2:理科は好きではなかったけど、今日の実験は楽しかったです。(児童)
コース3:進化の解説がとてもおもしろかったです。ありがとうございました(児童)
コース4:とても楽しく学ぶことができました。有意義な時間を過ごすことが出来ました。先生もアシスタントの生徒さんも親切に教えてくださり、わかりやすかったです。ペンダントも大切にします。親子でリフレッシュできました。(保護者)
コース1 高校生による実験説明と演示実験
コース2 実験風景
コース3 中学生による実験補助(レプリカ取り出し)
コース4 中学生によるスポイト操作補助