7月26日(水)~8月1日(火)まで、東根市公益文化施設 まなびあテラス 市民ギャラリーにて昨年度の高校2年生と中学生が行ってきた未来創造プロジェクト(課題研究)の成果物展覧会(ポスター掲示)を実施しました。その期間の中で、7月29日(土)10:30からは昨年度の中学校3年生(現高校1年生)の2つのグループが、11:30からは昨年度高校2年生(現高校3年生)の3つのグループの生徒達が実際の会場にて、市民の皆様へスライドによる研究発表を行いました。大変多くの市民の皆様にご清聴いただきました。ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。今後も様々な形で、未来創造プロジェクト(課題研究)における成果の発信・普及を実施してきたいと考えています。
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中学校の理科では、単元によって高校理科の内容に触れたり、高校の先生をゲストティーチャーにした授業を行ったりして、科学の探究への関心を高めています。
先日は、3年生で遺伝の内容を学習した後、高校の先生から「遺伝情報とは何か?」というテーマで授業をしていただきました。生徒たちは、遺伝物質であるDNAがどのような物質なのか?DNAの遺伝情報がどのようにして生命現象に関わっているのか?ということについて、興味をもち真剣な眼差しで学習していました。
<生徒の感想>
・何となくしか理解していなかったDNAについて、塩基配列などより深いところまで学習することができて興味が湧いた。
・高校で学ぶ内容は、今中学校で学習していることとつながっていて、中学校で学習したことが基礎になっている。今から頑張っていきたい。
・情報量がつまっていて大変だとは思ったけど、すごく興味深い内容で高校の授業が楽しみになった。
2022年7月23日㈯(コース1,3,4)、8月6日㈯(コース2)本校において地域の小中学生を対象とした親子実験教室「東桜サイエンスラボ」を行いました。
コロナウイルス感染症が収まらないため、昨年同様に受講者を限定して実施しました。39組78名ほどの小学生とその家族の方が参加してくださいました。本校中学・高校の探究部員もティーチングアシスタント(TA)として参加し、実験の補助をしました。
実験教室は次の4つのコースです。
コース1:気圧を感じよう(真空中の食べ物の姿は?などの真空実験とポンポン船を走らせます。)
コース2:身近なもので発電しよう(身の回りにある物を用いた簡単な電池作りと様々な反応を行います。)
コース3:化石レプリカを作ろう(化石標本から型を取り、本物そっくりな化石レプリカを作ります。)
コース4:水棲昆虫を観察しよう(講座の中で、各自で白水川へ移動していただきます。川に入り、生き物採集を行い、種類や数を調べることで川の性質を判定します。)
オープニングは探究部で開会行事と演示実験です
コース1 TAと一緒に作業をしています ポンポン船動け!
コース2 蓄光アクセサリーを作っています
コース3 化石の型を取っています TAも手伝って石こうを流し込みます
コース4 あいにくの小雨の中白水川で採集しました 実験室で水生生物の観察です
【参加者の声】
・中高生が親切に教えてくださり、うれしかったです。難しい内容でしたが楽しく学ぶことができました。(コース1・保護者)
・先生の説明がわかりやすかったので、楽しんで実験をすることができた。高校生のTAさんがやさしかった。電池はすごい。(コース2)
・化石の事についてよく分かった。これからもほかの事を調べたりしていろんな事を知りたい。(コース3)
・今回のサイエンスラボに参加してみて、白水川の水質環境を知ることができてよかったです。また、水生昆虫についての興味を持ちました。(コース4)
【TA生徒の声】
・人に理解してもらえるとうれしいとあらためて思います。人にどう理解してもらえるか工夫は難しいと思った。(高校生)
・休憩時間や準備の時間に役割分担をスムーズに決める事が出来たのでよかった。また、困っていそうな人に積極的に声をかけられた。(高校生)
・人と話すことでコミュニケーション能力が成長した。楽しかった。また、来年もTAをやりたい。(中学生)
・参加した小学生が知らない生き物やめずらしい生き物を見つけて楽しんでいたので、自然を守り、自然とふれあうことで科学への関心を高めてもらう活動を続ける責任を感じた。(中学生)
11月5日に開催された第1回ユネスコスクール北海道・東北ブロック大会に本校の中学3年生と高校2年生が参加してきました。一般社団法人グローバル教育推進プロジェクト(GiFT)の講演と実践大賞候補校の発表の後、ポスター発表で高校2年次の加賀咲莉杏さん、児玉 若奈さん、太田 夕暉さん、本間 大翔さん、三浦 晟さん、太田 陸都さんが、中学3年生の怡田 輝さん、尾崎楓華さん、深瀬南奈さん、奥山知佳子さん、菅野佑羽さん、植松千陽さん、冨岡桃佳さん、松浦侑花さんが発表を行いました。それぞれに聴衆の反応も良く、良い発表で、発表後のワークショップでは参加した先生方からたくさんのお褒めの言葉を頂きました。
9月29日(日)に山形大学にて、第7回科学の甲子園ジュニア全国大会山形県2次予選が開催され、1次予選を勝ち抜いた中学生A・B2チームが参加してきました。実験系と総合系の2つの実技競技が行われ、科学技術を総合的に活用して、ものづくりの能力、コミュニケーション能力、プレゼンテーション能力等を用いて協働的に課題を解決する力を競い合いました。結果は、本校のAチームが第1位、Bチームが第5位となり、Aチームが山形県代表として全国大会(12月に茨城県つくば市で開催)に出場することが決まりました。3年目の挑戦で、初の全国大会出場となります。引き続き応援よろしくお願いします。
なお、2次予選の様子は、10月3日(木)21時から、FM山形「Be★らぼ 山大サイエンスカー」で放送される予定です。
去る9月22日(日)に名古屋の中京大学で開催された、第9回全国中学生英語ディベート大会に、北海道・東北から初めて本校の中学生が参加してきました。論題は”Japanese elementary, junior high and senior high schools should withdraw from school club activities.”です。しかも3回戦は当日発表の即興ディベートも行うというタフな大会で、渋谷教育学園渋谷中学、同幕張中学、筑波大学付属駒場中学など22チームが参加する大会です。初参加ながら17位と健闘し、日本のトップレベルの中学生と試合と交流を楽しんできました。
全国中学2年生から40名が選抜され実施される「創造性の育成塾」。
現在、本塾が富士山のふもとでノーベル賞受賞学者の方々を講師に招き、8日間の夏合宿を行っています。
本校から2名の生徒が選抜され、本塾へ参加しています。
参加している生徒は、以下のとおりです。
尾崎杏華さん(中2)・松浦侑花さん(中2)