Sherpa(シェルパ:Senior High English Reform Project ALC)は、高校の英語の先生方をサポートする支援プロジェクトで、日本の英語教育研究を牽引してきた東京大学名誉教授の金谷憲先生を中心にしたプロジェクトです(https://alc-nds.com/ltaf/2021/09/20/sherpa/)。本校ではこれまでも英語教育に関して金谷先生からアドバイスを頂いていましたが、この度改めて「東桜学館モデル(仮称)」を確立し、全国の中学・高校に効果的な授業方法とカリキュラムを発信していくために研修会と研究を行うことになりました。第1回が4月28日にオンラインで開催され、金谷先生を囲み、本校英語教員11人とALTとで現状の課題の整理と今後の研究方針について話し合いました。昨年度の中学3年生のGTECスコアの伸びが全国3位という成果や中学・高校における英語ディベートの成果を踏まえ、より良い英語教育を本校が研究・発信していく予定です。
「コロナで友だちと会えなくて、窮屈でやさぐれていた気持ち、社会の窮屈さをどう解消するか、というところからの出発でした。一時的な解決ではなく、サスティナブルなもの、何かにつながりたいという思いから、農業や種のテーマにたどり着きました。模造紙の上だけでなく、実際に畑に行って土を触って空を見上げ、五感で感じることを大事に取り組んだ1年間でした。たくさん回り道をしたけれど、やり抜いた!というこの体験で、この先、折れない自分をつくっていけると思います。」(「QUEST CUP 2022」HPより)
「ソーシャルチェンジ・イングリッシュ」は、 生徒が自ら課題を発見し、その解決を探求するプログラムです。生徒たちは、身近な困っている人を助け、笑顔にするために考えた企画を発表します。身近だからこそ興味関心を持って取り組んだ生徒たちの熱意のこもった企画の発表を通じて、自らの周囲との関り方や、社会の見方、自分が社会にできることに思いを馳せてみませんか。(「QUEST CUP 2022」HPより)
本校は,ユネスコスクールのネットワークを通じ,昨年度からマレーシアのボルネオ島,サバ州にあるSMKA Kota Kinabaluとの交流をしていくことになっていました。しかし,その交流開始式がコロナの影響により延期され,希望者同士のメールのやり取りは既に始まっていましたが,ようやく11月30日(火)に交流開始式が行われました。校長式辞の後,それぞれの学校の生徒代表挨拶,両校からそれぞれ花笠踊りとコーランの朗誦の披露があり,生徒同士の質疑応答を行なって,約1時間のオンライン交流を行いました。日本のマンガとアニメがマレーシアでも人気であったり,宗教について質問されるなど,生徒にとって意義深い交流を行えました。近い将来には,本校の研修旅行先にもなる予定であり,イスラム教の全寮制の学校という大きな文化的差異を超えた生徒同士の交流が楽しみです。