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未来創造プロジェクト成果物展覧会における公開発表会を実施しました!

7月26日(水)~8月1日(火)まで、東根市公益文化施設 まなびあテラス 市民ギャラリーにて昨年度の高校2年生と中学生が行ってきた未来創造プロジェクト(課題研究)の成果物展覧会(ポスター掲示)を実施しました。その期間の中で、7月29日(土)10:30からは昨年度の中学校3年生(現高校1年生)の2つのグループが、11:30からは昨年度高校2年生(現高校3年生)の3つのグループの生徒達が実際の会場にて、市民の皆様へスライドによる研究発表を行いました。大変多くの市民の皆様にご清聴いただきました。ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。今後も様々な形で、未来創造プロジェクト(課題研究)における成果の発信・普及を実施してきたいと考えています。

国際英語プレゼンテーション大会(START2023)を開催!

 

On the afternoon of July 22nd (Saturday), our school hosted the only international English presentation competition in the Tohoku region, called START2023 (STudy Assembly of Research at Touohgakkan). The event was held in a hybrid format, with both online and in-person participation, under the sponsorship of the Yamagata Prefectural Board of Education.

[7月22日(土)の午後、東北唯一の国際英語プレゼンテーション大会(START2023; ST(udy) A(ssembly)(of) R(esearch) (at) (T(ouohgakkan)の略)を山形県教育委員会の後援のもと、本校が主催し、オンラインと対面のハイブリッド形式で行いました。]

This competition involved individual and group research projects conducted by high school students. Participants presented their findings in English for a duration of 10 minutes and underwent a question-and-answer session, with 5 minutes of questions from other teams and judges. The presentations were evaluated, and first and second place winners were recognized in each research theme category.

This year’s participating schools included four schools from overseas: Nonghinwittayakom School (Thailand), King Mongkut’s University of Technology Thonburi (Thailand), SMKA Kota Kinabalu Secondary School (Malaysia), and National Taipei University of Technology Affiliated Taoyuan Agricultural and Industrial Senior High School (Taiwan). The ones of domestic schools were Hyogo Prefectural Toyooka High School, Shizuoka Kitami High School, Tokai University Attached High School Takanawa, Tokyo Metropolitan Tama Science and Technology High School, Niigata Prefectural Shibata High School, Iwate Prefectural Ichinoseki First High School, Akita Prefectural Yokote High School, Miyagi Prefectural Furukawa Reimei High School, Fukushima Prefectural Azuma High School, and Fukushima Prefectural Futaba Mirai Gakuen High School, as well as  Yamagata Prefectural Yonezawa Kojokan High School, Yamagata Nishi High School, Tsuruoka Minami High School, and Sakata Higashi High School.

The judging panels at each venue consisted of two members each, and they are from Kyoto University, Tokyo University of Agriculture and Technology, Tohoku University, Miyagi University of Education, Yamagata University, and Tohoku University of Community Service and Science.

[この大会は、高校在学中に行った個人やグループの探究・研究活動の内容を英語で発表(10分間)し、質疑(他のチームからと審査員から5分ずつ質問される)を行って審査され、研究テーマごとに分かれた5つの会場で1位と2位を表彰します。今年の参加校は、ノーンヒンウィッタヤコム中等学校(タイ)、モンクット王工科大学トンブリー校 (タイ)、SMKAコタキナバル中等学校(マレーシア)、國立臺北科技大學附屬桃園農工高級中等學校(台湾)の4校が海外から、国内は兵庫県立豊岡高校、静岡北高校、東海大学付属高輪台高等学校、東京都立多摩科学技術高等学校、新潟県立新発田高等学校、岩手県立一関第一高校、秋田県立横手高校、宮城県立古川黎明高等学校、福島県立安積高校、福島県立ふたば未来学園高等学校の他、県内から米沢興譲館高校、山形西高校、鶴岡南高校、酒田東高校が参加しました。審査員は各会場2名ずつで、京都大学、東京農工大学、東北大学、宮城教育大学、山形大学、東北公益文科大学の先生方が協力してくださりました。]

The winners are as follows: [入賞者は以下の通りです。]

ROOM 1
1st Prize Coloring of Alginic gel [Tama Science & Technology High]
2nd Prize The Chaya tree Crude Extracts as Bioinsecticides for Controlling Musca domestica Larvae [Nonghinwittayakom School]

ROOM 2
1st Prize Intelligent Animal Blood Drawing Device – Blood Drawing Helper [Taoyuan Agricultural & Industrial]
2nd Prize Body color change and genetic regionality of Japanese red- bellied newt (Cynops pyrrhogaster) [Toyooka High]

ROOM 3
1st Prize Astroid Curve with variable exponents [Yokote High]
2nd Prize Production of an inexpensive simple ECG using Arduino [Furukawa Reimei High]

ROOM 4
1st Prize How to Fold Cities with Diminishing Population [Touohgakkan High]
2nd Prize Better Shelters -From Women’s Perspectives [Yamagata Nishi High]

ROOM 5
1st Prize Fave and Study Motivation [Asaka High]
2nd Prize Youth-led Okitama Gender Innovation [Yonezawa Kojokan High]

 

中学校 発展理科

中学校の理科では、単元によって高校理科の内容に触れたり、高校の先生をゲストティーチャーにした授業を行ったりして、科学の探究への関心を高めています。

先日は、3年生で遺伝の内容を学習した後、高校の先生から「遺伝情報とは何か?」というテーマで授業をしていただきました。生徒たちは、遺伝物質であるDNAがどのような物質なのか?DNAの遺伝情報がどのようにして生命現象に関わっているのか?ということについて、興味をもち真剣な眼差しで学習していました。

<生徒の感想>

・何となくしか理解していなかったDNAについて、塩基配列などより深いところまで学習することができて興味が湧いた。

・高校で学ぶ内容は、今中学校で学習していることとつながっていて、中学校で学習したことが基礎になっている。今から頑張っていきたい。

・情報量がつまっていて大変だとは思ったけど、すごく興味深い内容で高校の授業が楽しみになった。

R05 前期第6回 校内東京大学金曜講座開催

7月7日(金)に東京大学「高校生と大学生のための金曜特別講座」の前期第6回校内視聴を実施しました。今回は「機械に人間らしく言葉を使わせるためには?」と題し,大関洋平先生(東京大学 教養学部 教養学科・講師)がご講演くださいました。中学生10名,高校1年次72名が大講義室で視聴しました。「ChatGPTのように,AIの発達が著しくなってきているが,人間のような思考をするには,人間自体のクセのデータの積み重ねが重要だとわかった(高校1年次K.Oさん)」「言語に文系というイメージがあったが,科学や工学の観点からのアプローチも融合させて互いの知見を生かすという所がとてもおもしろいと思った。(高校1年次K.Kさん)」のように,研究の奥深さ,面白さが伝わる講演でした。これで前期分の視聴は終了し,夏休み明けから後期分の視聴となります。

7月11日に、中学3年生は仙台市内の大学へ キャンパスツアーに行きました。

宮城教育大学では、「政治意識と選挙権」というテーマで特別授業を受講しました。日本国民(若者)の政治への関心にまつわるデータをもとに、自分たちの政治参加について考えました。3、4年後には成人となることを再確認しながら、中学生でも政治へのリアリティ体験はできるのかなど考えるきっかけとなりました。まとめでは、well-beingという考え方も調べてみようというお話もあり、今後の生き方に触れることのできる内容となりました。

東北大学工学部では、「カーボンニュートラルと化学・バイオ」というテーマで特別授業を受講しました。世の中が脱化石資源という問題を解決しようとしていること、大気中の二酸化炭素を化学・バイオの力で新たなエネルギーに変換できるかを研究していることについて学ぶことができました。

また、「がん細胞をつついてみよう」「化学の力でつくる鮮やかなナノ粒子」という2つの実験を見せて頂きました。マイクロメートル、ナノメートルといった世界で研究されている内容を体験させてもらい、驚きと充実感でいっぱいでした。

『VIEW next』 高校版 6月号に本校の山口和彦先生の記事が掲載されました。

『VIEW next』 高校版 2023年度6月号(Benesse Corporation)に「アウトプット活動を軸に認知負荷を上げ、4技能を鍛える」と題した、本校英語科教諭である山口和彦先生の授業実践に関する記事が掲載されました。

下記よりご覧になって下さい。

『VIEW next』高校版 2023年度 6月号

 

SSH通信第18号を発行しました

未来創造プロジェクト成果物展示会 山形県議会ギャラリーにて開催

HP(県議会ギャラリー展示)

 

 

第3位入賞!第4回 高校生英語パーラメンタリーディベート連盟新芽杯

昨年から参加している一般社団法人 日本高校生パーラメンタリーディベート連盟(HPDU of Japan)主催の即興型英語ディベート大会で、本校ESS部2年生の星川心さん、村岡浬來君、原田未森さんの3名のチームが3位に入賞しました。この大会は、高校1、2年生でまだ大会経験の多くない生徒が出場する大会で、全国から50チーム以上が参加した、3試合が行われました。本校チームは3戦全勝。ノースアメリカンスタイル(一人の持ち時間はそれぞれ4分、4分、4分、4分、3分、3分)のディベートで、各試合でのスピーカーの順位を、得点に変換して個人得点とし得点の高いチームが上位となります。第3試合の論題は”THBT oppressed minority groups should consider pursuing violent resistance (i.e. rioting) as opposed to peaceful protest when seeking reform”で、本校チームは肯定側でとても厳しい論戦となりましたが、三人がそれぞれに活躍して見事に勝利しました。

先週は準備型のディベート大会であるSprinter Cupで12位(shadow teamとなった本校Bチームも2戦全勝で他校のBチームと合計の成績で11位)と、昨年に引き続き好調のESS部。山形県の英語ディベート史の記録に新たなページを刻み続けています!

R05 前期第5回 校内東京大学金曜講座開催

6月16日(金)に東京大学「高校生と大学生のための金曜特別講座」の前期第5回校内視聴を実施しました。今回は「小さなRNAは今日も奮闘中:同一ゲノムから細胞多様性を導くための戦略とは」と題し,塩見美喜子先生(東京大学 理学部 生物化学科・教授)がご講演くださいました。中学1年生4名,2年生1名,3年生1名,高校1年次29名が大講義室で視聴しました。「今回の講座を聞いて生物という教科を突きつめることの意義,RNA・DNAの深さについてより知ることができた。授業で習っていたために知っていたところもあったが,知らなかったところが多く,内容もとても興味深いものがあった。…とても神秘的なものだなと感じた。生物の細胞の仕組みを全て知るということは,見えない事を一つ一つ見つけ出すということだと感じ,生物の面白さの本質かなと考えさせられた(高校1年I.H.さん)」のように,多くのことを学ぶ機会となった講演でした。次回が前期の本校での視聴は最終回で,7月7日の「機械に人間らしく言葉を使わせるためには?」となります。