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中学3年生の英語学習のまとめとして、本校で「英語ディベート大会」を実施しました。今回は「日本政府は選挙で投票しなかった国民に20,000円の罰金を課すべきである。」という論題で、12月中旬から約1か月の準備期間を経て、中学3年生全員が4人チームを組み、競い合いました。投票率の低さが先進諸国で問題になっており、若者の投票率をどう上げるか、国際的な視点で考え議論を行いました。英語力の向上はもちろんのこと、社会的な問題を調べる情報収集力、仲間と協同する力、様々な視点から物事を考える批判的思考力など、これからの社会で必要となる力を身につけることができました。優勝チーム「Shark」と準優勝チーム「チーズタッカルビ」、Best Debaterの「古沢拓眞くん」と「泉椿咲さん」にも個人のトロフィーが授与されました。3位「ごま豆乳鍋」と「靴のヨシダ」には賞状が授与されました。
YouTube「東桜学館中学校・高等学校チャンネル」に動画を2本アップしましたのでご覧ください。チャンネル登録もよろしくお願いいたします。
学校紹介ビデオ(高校生徒会制作):海外の学校との交流開始式の際、学校を紹介するために制作したものです。ナレーションは英語です。
SKYSEF2021での発表の様子:課題研究の内容を英語でプレゼンテーションしています。
2月9日に開催した「未来創造プロジェクト成果発表会」をYTSニュースで取り上げていただきました。
山形県東根市の中高一貫校で、探究学習の成果発表会が行われました。 県立東桜学館中学校・高校では、総合的学習の一環として地域課題の解決などに取り組んでいます。 9日、各グループが1年を通して取り組んできたプロジェクトの成果を発表しました。 中学2年のこちらのグループは、「県の就業者数を増やすため私たちが出来ること」をテーマに、企業や大学と連携して、県内企業の魅力を伝えるパンフレットの作成に取り組みました。
【東桜学館中2年 七戸蒼依さん】 「暮らしている中で、人が少ない、後継ぎ不足などの問題が叫ばれている中、身近にできることはないか、身近でできることを探そうという気持ちから、このテーマにした」
【東桜学館中2年 菅野珠有さん】 「山形県はすごく若者の最先端を積極的に取り入れていることを知れた。今後 山形で働いたり、県外に行っても山形県に戻ってきたいと思った」
第9回塩野直道記念「算数・数学の自由研究」作品コンクール(2021MATHコン:(財)理数教育研究所主催)において、中学3年伊藤潤さんが優秀賞(読売新聞社賞)を受賞しました。
第9回塩野直道記念「算数・数学の自由研究」作品コンクール
【優秀賞(読売新聞社賞)】
伊藤潤さん 「マウンドの距離と野球のプレーとの関係」
東桜学館中学校では、1学期~夏季休業までの期間に、次のコンクールに挑戦するように声がけをしています。(開校3年目から始めた取り組みです。)
①算数・数学自由研究作品コンクール ②統計グラフコンクール
1年生は希望者、2・3年生は全員の取り組みで、①か②のどちらかを選択します。
中央審査委員会における講評は次のとおりです。
マウンドとホームベースの距離の変更が試合全体に与える影響を定量的に考察しました。マウンドとホームベースの距離の変更が試合全体に影響を与えることは容易に推察できますが,それを定量的に分析することは容易ではありません。難題に果敢に挑戦する筆者の強い意志が伝わってくる意欲にあふれた研究です。中学数学を駆使することで緻密な分析がなされている点が高く評価できます。
受賞作品の内容等については、次のWebページで見ることができます。
今回の受賞に関する記事が2月2日の読売新聞に掲載されました。
YouTubeに「東桜学館中学校・高等学校チャンネル」を開設しましたのでご覧ください。チャンネル登録もよろしくお願いいたします。
現在アップしている動画は2本だけですが、これから随時アップしていきたいと考えております。
東北地区サイエンスコミュニティ研究校発表会は、東北地区6県のSSH指定校などを対象に、理数系の課題研究に積極的に取り組んでいる高校生が授業や部活動で取り組んできた研究成果を発表し、発表者との対話を通じて相互交流・評価を行うことで切磋琢磨し、これからの活動や研究の質・量の両面で活性化を図ることを目的に開催されている発表会です。
今年度は、青森県立青森高校主催でのオンラインでの開催となり、21校のSSH指定校が参加し、各校代表1テーマによる口頭発表がなされました。本校からも高校2年次の未来創造プロジェクトにおける中間発表会で高評価を得、選抜されたグループが「セルロースを用いた天然由来の食品包装用紙の作成」のテーマで発表しました。
参加した生徒たちは、参加校の質の高い研究に触れたことはもちろん、自らの研究について発表したことは大変有意義な経験となりました。助言者の大学の先生からの質問にも自分たちの知識と考えを自信をもって答えていたり、積極的に他校の発表にも感想のコメント入力をしておりました。
研究に対して助言をいただきました先生方、参加校の皆様、そして発表会開催校の青森高校の皆様、本当にありがとうございました。
以下参加した生徒の感想です。
・自分たちの研究はとりあえずやってみようという部分が多く、実験条件について細かく設定できていない部分が多かった。そのため相手に伝わりにくいことが改めてわかった。着眼点、セルロースの同定について勉強していた点など、審査員の先生から興味深いと言っていたたき、とても嬉しかった。
・オンライン発表でもわかりやすく発表するために、グラフの用い方やデータの説明を工夫するよう心掛けた。
・実験をしながらの発表準備は大変だったがメンバーと分担したり協力して発表準備ができた。
・他校の発表に対してももっと遠慮せず直接質問をすればよかった。
「全国高校生マイプロジェクトアワード2021」山形県サミット が、1月22日(土)、オンラインで開催されました。山形県サミットは、昨年に続き2回目の開催で、今年度は県内の高校から31プロジェクトのエントリーがありました。
本校からは、高校2年生1チームがエントリーしました。
掲げたテーマは「Ed U in YAMAGATA」。
コロナ禍下の高校生の閉塞感や窮屈さを解決するために、五感を使った学びを体験できる教育プロジェクトの作成に取り組みました。一人でどんどん進めるプロジェクトとは違った難しさがありながら、チームでアイディアをブラッシュアップしてきました。「盛りだくさんなので、やりたいことを絞ってみたら?」というアドバイスをいただくほど、さまざまな角度から考えてきました。
同じグループの高校生のプロジェクトにも大いに刺激を受けたようです。今後のさらなる探究に期待したいと思います。
マイプロジェクトアワードについては、こちらをご覧ください。
2022年1月19日(水)、台湾の中原大学の大学生、文教大学付属高等学校の皆さんといっしょに、英語によるオンライン討論会を行いました。
これは、台湾の大学との連携協定提携校を対象として開催されたもので、今回のテーマは「地球温暖化」。熊本県、宮崎県、鹿児島県、東京都、千葉県、山形県の10校の高校生と台湾の大学生が、5つのグループに分かれて、英語により地球温暖化について討論しました。
他県の高校生、台湾の大学生と楽しく交流することができました。また、普段は使わない温暖化に関する専門的な英単語を使ったり、さまざまな考えを聴いたりするなど、学びの多い討論会となったようです。
12月18日(土)山形国際交流プラザ山形ビッグウイングにて、令和3年度山形県探究型学習課題研究発表会が山形県教育委員会および県高等学校文化連盟科学専門部の主催で行われました。
科学専門部の部に1テーマと、2年次のSS総合探究Ⅱから一般の部に4テーマが参加し、ポスター発表を行いました。手持ちの資料を用いながら発表を行うなどの工夫をする班もみられ、各発表とも審査員や他校生からの質問にも熱心に答えていました。
質疑応答を通して、今後の探究活動を進めていくための助言をたくさんいただくことができ、よい機会となりました。また審査の結果、以下の2つのテーマが受賞となりました。
〇優秀賞 一般の部 物理・化学分野「油の保存性を高めるには?」
〇優秀賞 一般の部 数学・総合科学分野「CNFラッピングでゴミを減らそう!」
一般の部 数学・総合科学分野 CNFラッピングでゴミを減らそう!
一般の部 物理・化学分野油の保存性を高めるには?
一般の部 生物・地学分野 土壌改良における廃チョークの有用性
【一般の部】社会科学・人文分野 高齢者の生きづらさを緩和するのはどのような街か
【高文連科学専門部の部】生物領域 ヤノウエノアカゴケの土壌・水中における生育の調査