東桜学館では、キャリア教育の一環として「クエストエデュケーション」(未来と探求社)を導入しています。昨年度も中学1~3年生(全員)と高校1年生(希望者)が取り組みました。
その結果、全国大会(昨年度はオンライン開催でした)にいくつかのチームが出場しました。その際、「チェンジメイカー賞」を受賞したチームのプレゼンテーションがアップされていましたので掲載します。
【ソーシャルチェンジ・イングリッシュ部門】
生徒が英語を駆使しながら、自ら社会課題に取り組む探求型プログラム。
「ソーシャルチェンジ・イングリッシュ」では、生徒が自ら社会課題を見つけてその解決に取り組みます。課題解決や発表のプロセスで英語を使い、よりグローバルな活動へと向かいます。英語による探求型の学びを実践し、CLIL的アプローチや四技能を生かした授業が可能です。(クエストエデュケーションのWebページより)
「クエストエデュケーション」のホームページ
山形県立 東桜学館 中学校・高等学校
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東桜学館中学校では、様々な教科で高校の先生が授業を行います。理科でも領域や単元によって、高校の先生たちがゲストティーチャーとして授業を行っています。
今年度は、中3の物理で、アルキメデスの原理を題材に単位を揃えて文字を使って一般化する学習、中3の生物で、中学校の遺伝の学習を発展させて配偶子の多様性の学習、中2の化学で、物質量(モル)と化学反応の量的関係に関する知識と計算の学習を行いました。
これ以外の普段の授業でも高校理科の学習内容に少しずつ触れ、科学を学び続ける態度を育てています。
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天童市と東根市に生息し、環境省のレッドリストに登録されている淡水魚「イバラトミヨ特殊型」が、ほかの種との交雑がなく地域固有の新種であったことを、山形大学大学院の修了生松本達也さんらが確認し、「カクレトミヨ」という新たな学名がつけられました。
皆さんにも身近な自然から新種を見つけることができる可能性があるのかもしれません。
山形大学「県天然記念物イバラトミヨの新種記載論文発表~生物学分野・修了生の論文が国際誌に掲載~」
毎日新聞「希少淡水魚『イバラトミヨ』に新種 日本産106年ぶり 山形大研究」
河北新報「新種『カクレトミヨ』と正式に認定 環境省レッドリストの淡水魚」
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9月5日(日)に第11回全国中学生英語ディベート大会がオンラインで開催され、3年生11名がチームを組み、代表として7名が参加しました。今年は全国から約30校の出場があり、各チームが4試合行いました。今年は生徒たちの頑張りで2勝をあげることができ、各試合のベストディベータ―にも選出されました。対戦後には各学校と談話をするなど、日本のトップレベルの中学生との試合と交流を楽しむことができました。
1回戦 VS 聖光学院中学校 敗退
2回戦 VS 不二聖心女子学院中学校 勝利
3回戦 VS 筑波大学附属駒場中学校 勝利
4回戦 VS 福岡雙葉中学校 引き分け(⇒敗退)
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SKYSEF2021(「21世紀の中高生による国際科学技術フォーラム」)が8月17日(火)-31日(火)に今年もオンラインで開催され、本校からは高校3年次の生徒5名が英語によるポスター発表と口頭発表で参加しています。19日に行われたZoomを介した口頭発表には、アメリカ、台湾、タイ、イタリアの高校生が参加し、本校からは鈴木菜々乃さんと山本杏夏さんが2年次に総合探究Ⅱで進めた食べられるストローの研究を、英語で堂々と発表しました。審査員の先生方も英語による質疑の中で、重要な研究と仰って下さり、本校としては、初めてのライブによる国際的な研究発表を成功させることができました。
動画配信によるポスター発表には、井上大地さん、髙橋廣之介さん、田中愛純さんが参加しており、SKYSEFのサイト(https://sites.google.com/view/skysef2021/home)で8月31日までご覧いただけます。
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山形県立 東桜学館 中学校・高等学校
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東京大学 高大接続研究開発センター 主催「第1回 知の協創 実践学講座『物理を学ぶ,物理を作る~高校物理から宇宙研究の最先端へ~』」の取組(8月7日HP掲載済)を、8月17日の山形新聞で取り上げていただきました。
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令和3年8月4日(水)~5日(木)、神戸国際展示場にて行われたスーパーサイエンスハイスクール生徒研究発表会に発表者2名の生徒が参加してきました。今年度は万全の感染症対策を講じ、国内約220校の参加(ポスター掲示のみ含む)による発表会となりました。
本校からは、「紙製ゼンマイの可能性」というテーマの2人グループが参加しました。代表生徒たちは、校内での発表は勿論のこと、外部発表会においても、東北地区サイエンスコミュニティ研究校発表会や他県のSSH校における成果発表会などで経験を積みながら、その都度助言を頂いて参りました。更に、本校と連携体制にある山形大学の栗山教授のご協力をいただき、研究を深めてきました。当初は、紙製ゼンマイの評価方法の試行錯誤などありましたが、最終的には、手製の紙製ゼンマイを活用したミニカーの試作品を完成させ、本発表会に臨みました。
当日は、入れ替わりに聴衆の方がいらっしゃり、ソーシャルディスタンスを保ちながらということもあり、意見交換など苦慮する場面もありましたが、様々なアドバイスや講評をいただきました。
また、代表生徒は、他校の生徒の発表を拝聴する際も、発表者の説明に聞き入り、積極的に質疑を交わしていました。
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令和3年7月26日(月)新潟県立新潟南高等学校「令和3年度 江風SSH成果発表会」にリモートで参加させていただきました。江風SSH成果発表会は、新潟県立新潟南高等学校が平成15年度の文部科学省「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」研究開発校の指定 以来、平成30年度から第4期目の指定を受け、研究開発の一環として取り組まれている発表会です。感染症拡大の最中、新潟南高等学校様のご厚意でリモート参加の機会をいただきました。今回は、本校を代表して8月に行われる全国SSH成果発表会に参加する高校3年次生が2人参加しました。今年度になり、他校生徒との初めての発表会に加えて、機器操作が不慣れであったりと苦労は尽きませんでしたが、参加した生徒たちは新潟南高等学校の生徒の皆さんとの質疑応答などの交流を楽しみ、有意義な時間を過ごしました。新潟南高等学校の皆様、貴重な機会をいただき本当にありが
とうございました。
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