アーカイブ: SSH関連

【中学】1学年東桜キャンプに行ってきました。

7月2日(火)~7月3日(水)、1泊2日の日程で、遊佐町にある海浜自然の家にて1学年東桜キャンプを行いました。天候も心配されましたが、すべての日程を予定通りに行うことができ、カヌー活動やジオパークでの活動、野外炊飯等に取り組みました。 特に班の仲間と協力して取り組んだ野外炊飯では、互いに役割を考えながら協力して美味しいカレーを作ることができました。また、準備や後片付けに一人ひとりが率先して取り組む姿が大変すばらしかったです。最後に行った「別れのつどい」における代表生徒の振り返りでは、「カヌーではペアの人と声を合わせて行うことが大事で、協力することの大切さを経験することができた。」「バスの遅れなどのトラブルもあったが、臨機応変に対応することができてよかった。」「学級や学年の仲間との絆を深めることができた。」などの振り返りを聞くことができ、大変意義のある活動になったと感じました。行事で経験したことをこれからの学館生活に繋げ、よりパワーアップした日々を送ってほしいと思います。

R06 前期第6回 校内東京大学金曜講座開催

7月5日(金),前期第6回目となる東京大学主催「高校生と大学生のための金曜特別講座」の校内視聴を実施しました。今回は「コーダの悩みから社会の“不便”がみえてくる ~障害とは何だろう~」と題し,中津 真美先生(東京大学 多様性包摂共創センター・特任助教)がご講演くださいました。中学1年生が3名,2年生が7名,3年生が1名,高校1年次19名が参加し,大講義室で視聴しました。

「私は心理学やカウンセリング、セラピストにすごく興味があり,今回の講座に参加しました。コーダ(Children of Deaf Parent)は映画の役などで知っていましたが,細かくは知らず,ただ聴覚障害のある親を持っている子供とだけ思っていました。講話を聞いてコーダの苦しさや辛さがものすごく伝わってきました。例えば,親であるのに会話ができなかったり,親を仕方なく助けていたりすることがあることを知り,とてもつらくなりました。(高校1年生徒)」や「幼少期から親を助けてきたコーダの人たちは,大きな生きづらさを抱えているのだろうと思った(中学2年生徒)」など,障害の社会モデルの実現に向け考えるきっかけになったようです。

今回の講座は前期の最終回となりました。後期は9月下旬か10月上旬に再開されますので,奮ってご参加ください。

SSH通信第21号を発行しました

「未来創造プロジェクト」課題研究テーマ一覧

これまでの課題研究テーマの一覧です。

ご覧ください。

2023 東桜学館高校2年次SS総合探究Ⅱのテーマ一覧   2023 東桜学館中学の探究テーマ一覧

2022 東桜学館高校2年次SS総合探究Ⅱのテーマ一覧   2022 東桜学館中学の探究テーマ一覧

2021 東桜学館高校2年次SS総合探究Ⅱのテーマ一覧   2021 東桜学館中学の探究テーマ一覧

2020 東桜学館高校2年次SS総合探究Ⅱのテーマ一覧   2020 東桜学館中学の探究テーマ一覧

2019 東桜学館高校2年次SS総合探究Ⅱのテーマ一覧   2019 東桜学館中学の探究テーマ一覧

2018 東桜学館高校2年次SS総合探究Ⅱのテーマ一覧

2017 東桜学館高校2年次のテーマ一覧

R06 前期第5回 校内東京大学金曜講座開催

6月21日(金),前期第5回目となる東京大学主催「高校生と大学生のための金曜特別講座」の校内視聴を実施しました。今回は「ウイルスと人とワクチンと ─コロナ・麻疹など─」と題し,竹田 誠先生(東京大学 医学部 医学科・教授)がご講演くださいました。中学1年生が10名,2年生が4名,3年生が3名,高校1年次56名が参加し,大講義室で視聴しました。

「ウイルスについては知らないことが多く,ヒトに感染る仕組み,ウイルス自体についても,今日の講座を聴き,知ることができました。今回は主に『麻疹』『新型コロナウイルス』についてお話を聞きましたが,麻疹についてはどういう危険性があるのか,自分の中で講義を受ける前後で大きな差が生まれました。(高校1年生徒)」や「今回の講義で生物に対するウイルスの関係性や,これまでのウイルスの歴史に対して興味が湧いた。(中学2年生徒)」など,ウイルスとは何か,そしてワクチンの重要性や感染症の予防・対策について深く考える時間になったようです。

次回の校内視聴講座は,7月5日の「コーダの悩みから社会の“不便”がみえてくる ~障害とは何だろう~」で,前期の最終回となります。

未来創造プロジェクト 成果物展覧会を行います!

本校では、昨年度の中学校3年生と高校2年生の課題研究(未来創造プロジェクト)における成果物(ポスターやスライドでの発表)を以下の場所・日程で実施いたします。ご都合のよろしい方は、是非とも各会場でご見学ください。

◎山形県議会ギャラリー 県議会棟1Fロビー 入場無料

実施日時:6月18日(火)~7月5日(金) 8:30~17:15

展示内容:昨年度の中学校3年生と高校2年生の課題研究のポスター掲示

山形県議会ギャラリー案内

 

◎山形県立図書館(遊学館)1F アクティブラーニングルーム 入場無料

実施日時:7月3日(水)~31日(水) 9:00~20:00

展示内容:昨年度の高校2年生の課題研究のポスター掲示

*7月7日(日)10:30~ 現中学2・3年生が昨年度の課題研究の成果を発表します。

山形県立図書館(遊学館)案内

 

◎東根市公益文化施設 まなびあテラス 市民ギャラリー 入場無料

実施日時:7月25日(木)~27日(土) 9:00~18:00

(最終日は13:00終了)

展示内容:昨年度の中学校3年生高校2年生の課題研究のポスター掲示

*7月27日(土)10:30~ 現高校1・3年生が昨年度の課題研究の成果を発表します。

東根市公益文化施設 まなびあテラス案内

高校生英語ディベート Sprinter Cup 2024 Online 第4位入賞!

令和 6 年 6 月 2 日 (日),一般社団法人全国高校英語ディベート連盟 (HEnDA:全国高校生英語ディベート大会を主催する団体)が後援する,高校生英語ディベート Sprinter Cup 2024 Online に本校ESS部の生徒が2チーム参加しました。論題はResolved: That the Japanese government should abolish all nuclear power plants in Japanで,冬の全国大会と同じ論題のため,全国大会常連校が56チームで4試合を行い,ディベートの実践力を高め,互いの交流を深めました。4試合中3勝1引き分けだった本校Aチーム(2年次縄優颯,半田瑞歩,小松佳奈,1年次早坂美緒,三原慧大)が第4位に入賞し,Bチームも14位になりました。これは準備型の全国大会としては東北勢として初のことになります(即興型のディベート大会では本校が令和2年度に3位になっています)。また4試合のうち,2試合でベスト・ディベーターになるとベスト・ディベーター賞を受賞できるのですが,こちらでも柴崎萌,小松佳奈,縄優颯の3名が受賞しました。今後も引き続き英語力・知識・論理性を磨き続けたいと思います。

 

令和6年度 SS総合探究Ⅱ 「研究計画書」発表会を実施しました!

5月28日(火)の6・7校時、高校2年次SS総合探究Ⅱにおける「研究計画書」発表会を実施しました。この会では、研究分野ごとに分かれた各教室で、事前に作成した「研究計画書」に基づいて、班ごと発表・質疑応答を行います。この会を経て、これから行う課題研究に具体性を持たせることが狙いの一つです。また、今年度は、教育実習期間ということもあり、5名の実習生も参加していただき、後輩たちと活発な意見交換ができました。さらに、山形大学准教授 官宏先生(旧本校校長)、山形大学理学部4年生と大学院生にも、ご参加していただき、様々な指導・助言をいただきました。生徒の皆さんは、今後に向けて具体的な研究を進める上で、大きな収穫となったようでした。

R06 前期第4回 校内東京大学金曜講座開催

5月31日(金),前期第4回目となる東京大学主催「高校生と大学生のための金曜特別講座」の校内視聴を実施しました。今回は「言語政策について考える ─ことばの規範の構築と変容─」と題し,本林 響子先生(東京大学 教養学部 教養学科・准教授)がご講演くださいました。中学1年生が6名,2年生が3名,3年生が3名,高校1年次34名が参加し,大講義室で視聴しました。

「私たちの生活と切っても切り離せない”言語”という分野を,今までの自分にはなかった新たな視点から考えることができました。授業で習うのは訓令式なのに,実際求められるものはヘボン式であるという”政策”と”現状”のズレが今後どのように修正され,整備されるのか気になります。(高校1年生徒)」や「ローマ字の表記について,私は文脈から判断して読むことは可能ではないかと思ったが,言語を普及させる際には,何年もその言語を使用している人だけではなく,一から習得する人のことを考えて使用の際の安定感について考えることが重要なのかもしれないと考えた。(高校一年生徒)」など,言語政策という観点からことばの使用について考える時間になったようです。

次回の校内視聴講座は,6月21日の「ウイルスと人とワクチンと ─コロナ・麻疹など─」です。

R06 前期第3回 校内東京大学金曜講座開催

前期第3回校内視聴を5月10日(金)に実施しました。今回は「『水道』を科学する ─多様な水供給から考える持続可能な未来─」と題し,小熊久美子先生(東京大学工学部 都市工学科・教授)がご講演くださいました。中学1年生が5名,2年生が4名,3年生が3名,高校1年次13名,2年次が1名参加し,大講義室で視聴しました。

「途上国が水にアクセスしにくく,日本はしやすいということは知っていたが,日本の水道普及率の98%に対する残り2%は?という視点はなかった。約210万人もいるとなると,紫外線消毒や紫外発光ダイオードなどを多くの地方ではやめに導入すべきだと思う(中学2年生徒)」や,「50万越えの人々が水関連で亡くなっていること,また日本でも行政サービスの遅れに直面していることなど,もっと大きな問題として取り上げられるべきだな,と思いました。もっと水について詳しく知り,新しい研究が発展させられればいいなと思いました。(高校1年生徒)」など,SDG6が掲げる「だれひとり取り残さない水供給」をどう実現するのかについて考える時間になったようです。

次回の講座は,5月31日の「言語政策について考える ─ことばの規範の構築と変容─」です。